さよならみどりちゃん

劇場公開日:

解説

恋人のいる男を好きになってしまった少女の揺れる心情を繊細に追う恋愛映画。漫画家・南Q太の傑作コミックを「まぶだち」の古厩智之監督が映像化。ヒロインを映画初主演の星野真里、男を「帰郷」の西島秀俊が演じる。

2004年製作/89分/日本
配給:スローラーナー
劇場公開日:2005年8月27日

ストーリー

ひとりでいるのが好きなOLのゆうこ(星野真里)は、ユタカ(西島秀俊)のことが好きだった。初めてユタカとセックスした日、ゆうこは、ユタカに“みどりちゃん”という彼女がいることを知った。電話番号さえ知らなく、人に紹介される時に恋人じゃないと言われるゆうこ。ユタカにすすめられるままスナックでバイトを始め、OLとの二重生活はつらい。ユタカのバイトの後輩で若くて胸が大きい真希(岩佐真悠子)は、ユタカの彼女になりたがっている。可愛いけど、どこか頼りない太郎(松尾敏伸)は、「ゆうこさん、好き」と言ってくれたが…。真希だけではなく、ちゃらんぽらんでイイ加減なユタカの回りには、女の影がちらちらしていた。でも、ユタカは、なぜか必ずゆうこのところへ戻ってくる。ある日、ゆうこはスナックのバイト終わりに酔った客にうるさく付きまとわれた。そして、ゆうこの目に“みどりちゃん”とユタカが一緒にタクシーに乗り込むのが見えた。ゆうこの中で何かが弾けた。

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映画レビュー

2.5【物凄ーく若い明るい駄目男を演じる西島秀俊さんと、端役の佐藤二朗さんが見れます・・。】

2024年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

■古厩智之監督作品が好きなので、観賞。
 多分、誰も知らないと思うが、映画館で観た”「また、必ず会おう」と誰もが言った。”は、とても良かった。一日、一回しか上映していなかったけれど。
 「のぼる小寺さん」も良かった。

◆感想

・で、今作。
 OLのゆうこ(星野真里:申し訳ないが、知らない女優さん。)は、以前から好意を寄せていたユタカ(西島秀俊)と肉体関係を持つが、同時に彼には“みどりちゃん”という恋人がいることを知る。
 自分のことを恋人と紹介してくれなくても、ほかの女の影がちらついても、ゆうこはユタカとズルズルの関係を続ける。
 と言う物語なのだが、響かないのである。
 何でだろ?

<マア、或る程度映画を観て来ると、鑑賞眼も上がり(多分)感動するレベルが上がって来るのだろうと無理やり納得させた。少し寂しいけれども。>

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NOBU

5.0星野真里「私のカラダ目当てで見てください」

2023年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

星野真里のオールヌード&濡れ場目当てでも見る価値有り。

星野真里のオールヌードという宣伝に釣られて見たが意外と面白かった。 西島秀俊がミスキャストだがそれも演技力でカバー( 本当は遊び人のジャニーズ系かホスト系の方が分かり易いのだが)。 なんかありふれた日常を普通に映像化したような感じ。 スナックでカラオケする俳優陣が意外と皆それなりの歌唱力を有するのが面白い(それも起用基準!?)。

さすが星野真里のオールヌードを売りにするだけあって後半まで出し惜しみ、 しかもお待たせしました、ついに初披露という星野真里のオールヌード。 背が低く痩せた体、そして貧弱な胸、はっきり言って幼児体型、 そんな色気ゼロな星野真里のオールヌードだった(でもまあ初披露だし)。

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HILO

3.0「なんばしょっとか~乙女よ!父チャン、情けなかぁ~」という、武田鉄矢の説教が聞こえてきそうな映画

2022年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 星野真里といえば、どうしても「3年B組金八先生」の金八娘というイメージが沁みついてしまっている。その娘がとうとう脱いで、大胆なセックスシーンを演じてしまうのです。これはもう星野真里のための映画。だらしなくて、軽すぎる男の西島秀俊はあくまでも添え物にしか思えないくらいだ。

 リアルで切ない恋愛映画といえば聞こえがいいが、普通にドロドロした恋愛の修羅場なのである。それを主人公のOLゆうこ(星野真里)が一途な愛を信じてるがゆえに、醜い争いごともなくドラマの枠に収まっている。脚本における会話のキャッチボールがとても自然で、星野真里の多彩な表情とともに揺れる心が伝わってくる。ただ、なぜこの男を好きになったのかという点だけは不明だ・・・

 女好きのダメ男ぶりは「狙った女には必ず言う」という台詞や、「真希を狙ってる」「真希と寝た、処女だったよ」などと平気でゆうこに告げるところに表れる。雰囲気はソープ嬢のヒモのようなのだ。ここに坂本金八が登場すれば、男を殴って娘を連れ帰るところだろう。そういった大人が存在しないことが恋愛の不条理さを増幅する。唯一の救いは、バイト先のスナックの客たちだけだ。歌が下手くそな客は優越感を生んだのか、仲間意識を育んだのか・・・ユーミンの「14番目の月」を歌う姿で清々しくなれるものの、普通の大人になれるかどうか心配になってしまう。

 「俺の妹かもしれない」などの伏線も活かせ切れず、「みどりという彼女がいる」と宣言したことの真意も不明のまま。ストーリーもそれほどダイナミクスを感じられないのですが、疾走シーンや大胆演技の星野真里の魅力によって満足のいくものとなりました。

【2005年11月映画館にて】

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kossy

0.5不愉快です

2019年9月30日
PCから投稿

こんないいかげんな恋愛は嫌いです。
こんな人は、それ以外もいいかげんで、悪いことをしていると思います。
主役の二人は私生活ではまじめ一筋みたいなんで、芝居がかっています、大根に見えます。

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アサシンⅡ