@ベイビーメール

劇場公開日:

解説

人気作家・山田悠介による携帯電話をモチーフにしたホラー小説を、「あそこの席」の中村義洋監督で映像化。脚本は「仄暗い水の底から」「Last Scene」の脚本を手がけ、「あそこの席」脚色も担当した鈴木謙一。出演は「NAGISA」の松田まどか、TVドラマ『仮面ライダー555』の村上幸平。

2005年製作/75分/日本
配給:クリエイティブアクザ
劇場公開日:2005年9月10日

ストーリー

ある夜、住宅街で起こった謎の猟奇殺人事件。その被害者の女性の腹部は無残に穴が開き、そこからへその緒が突出していた。幼い頃から苦労を重ね、念願の高校教師となり、母との生活を支える斉藤雅斗(村上幸平)。猟奇事件が発生した同時刻、奇妙なメールが斉藤の恋人・朱美(岡元夕紀子)の携帯電話に届く。そこには、「私の子供を育てさせてあげる…。私の赤ちゃん、外に出たい。大切に育ててあげて」と書かれていた。数日後、朱美のお腹には、身に覚えがないのに何者かの生命が宿る。不気味に思う斉藤は、教え子の飛鳥(松田まどか)から、学園に伝わる呪いのメールについて打ち明けられる。一方女性ばかりを狙った猟奇殺人は続き、被害者には共通点がみられた。それは、彼女たちはみんな送信者不明のメールを受け取っていたこと。そして一ヵ月後に殺され、しかも身に覚えのない妊娠をしていたという。朱美の死まで、残された時間はわずか一ヶ月しかない。斉藤はメールにこめられた呪いを解くことができるのか?

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