タイマグラばあちゃん
劇場公開日:2004年10月23日
解説
岩手県の開拓地”タイマグラ“に生きた老夫婦の姿を、15年に渡って記録した長篇ドキュメンタリー。監督は澄川嘉彦。撮影を太田信明と澄川監督が担当している。第78回文化映画ベスト・テン第5位、日本映画ペンクラブ賞会員選出ベスト5、ノン・シアトリカル第5位、文化庁支援作品。
2004年製作/110分/日本
劇場公開日:2004年10月23日
ストーリー
岩手県のほぼ真ん中に位置する早池峰山。その麓に戦後、“タイマグラ”と呼ばれる小さな開拓地がつくられ10軒あまりの農家が入植した。しかし、東京オリンピックの頃までにはほとんどの家が去り、残ったのは向田久米蔵さん、マサヨさんの夫婦二人だけだ。昭和63年夏、タイマグラには大阪から若者が引っ越してきて、久々にお隣さんができ、年の瀬にはタイマグラにとうとう電気が引かれた。マサヨばあちゃんはタイマグラで、素朴ながらも心豊かな毎日を送っている。