ラブドガン
劇場公開日:2004年6月19日
解説
師弟関係にあった殺し屋の対決を軸に、孤独な少女と殺し屋志望の青年の成長を描くドラマ。監督・脚本は「博多ムービー ちんちろまい」の渡辺謙作。撮影を「Beliver」の安田圭が担当している。主演は、「DEAD END RUN」の永瀬正敏と「lovers' kiss.」の宮崎あおい、「東京原発」の岸部一徳、「天国の本屋 恋火」の新井浩文。
2004年製作/111分/日本
配給:リトル・モア
劇場公開日:2004年6月19日
ストーリー
悲しみの青、憎しみの黒、怯えの黄色……銃弾は、撃つ人間の感情によって色を変える――。幼い頃に殺された両親の復讐の為、門脇組長を殺害した殺し屋の葉山田。逃走途中、スクーターに乗った少女・観幸に出会った彼は、両親を無理心中に追いやった父親の愛人を殺してくれるよう、彼女に頼まれる。だが銃撃の瞬間、思わず弾先を逸らす観幸。その後、両親が自殺した森へと赴いた彼女は、そこで葉山田に呟く。「殺されるなら、私もママのように愛する人に殺されたい」と。翌朝、観幸と別れた葉山田は、彼を追う殺し屋・丸山と対峙する。葉山田の殺しの師匠である丸山は、実は彼の父親を殺した仇でもあった。しかし、葉山田は撃たず、丸山の撃った”赤い銃弾“によって絶命。直後、発作を起こした病身の丸山も、見届け人の種田に自分を射殺しろと命じる。そして、躊躇いながらも銃爪を引いた種田は、ふたりのような殺し屋になることを決意し、偶然出会った観幸と共に彼女のスクーターを駆ると、未来へ向けて走り出す。