風の舞 闇を拓く光の詩

劇場公開日:

解説

誤った認識の下、不当な差別や偏見にさらされ、近年に至るまで人権を無視した生活を強いられてきたハンセン病患者。人生の大半を療養所の中で過ごした詩人・搭和子さんの詩を通して、ハンセン病強制隔離の歴史を見つめるドキュメンタリー。第16回東京国際映画祭協賛企画の国際女性映画週間出品作品。

2003年製作/59分/日本
配給:映画「風の舞」全国上映実行委員会
劇場公開日:2003年11月8日

ストーリー

1996年、ハンセン病の患者を社会から強制隔離する「らい予防法」が廃止になった。しかし、隔離されていた患者の大半は、病気が癒えてもなお社会に出て行くことを許されず、実名を伏せ、肉親との絆さえ断ち切られ、長期にわたって過酷な人生を負わざるを得なかった。ハンセン病元患者として人生の大半を療養所の中で過ごした詩人・搭和子さんの人生にスポットを当て、ハンセン病強制隔離の歴史を見つめる。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
製作
横川元彦
プロデューサー
宮崎信恵
山崎定人
撮影
上村四四六
音楽
十河陽一
録音
福田伸
照明
澤田実
編集
大高勲
ナレーション
寺田農
その他
吉永小百合
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映画レビュー

2.0塔和子さんの詩とハンセン病患者の歴史

2023年5月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、試写会、映画館

悲しい

公開時はハンセン病差別の啓発に勧めていた。
ハンセン病を描いた作品は他にもあるが、60分以内と言う尺は学習教材的な側面からすると見せやすい(学校の授業でやるなら長編だと授業時間で終らないから)
しかし、映画作品を見たと言う印象は薄い。試写で映した時点で学んでもらう部分がこの作品の強いポイントと思った。
ドキュメンタリー作品だし語られるハンセン病患者の歴史や塔和子さんの詩などで当時の状況を感じる事が出来るので、ハンセン病の歴史に興味がある方はどうぞ。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

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