チェーン(2003)

劇場公開日:

解説

現代人に欠かせないツール=携帯電話を介して、人々を死に至らしめる謎のメールが次々と転送され増殖していく恐怖を描いた都市伝説風のホラー。監督に「ねらわれた学園」「蛇女」の清水厚。主演はグラビア・アイドルの小向美奈子。

2003年製作/日本
配給:アートポート
劇場公開日:2003年7月19日

ストーリー

かつてホテルだったその廃墟に少年たちが忍び込んだのは、ほんの好奇心からだった。埃まみれの空き部屋、鼠の死骸、時折聞こえる奇妙なうめき声(たぶん猫)。建物を探検して不気味な雰囲気を満喫する3人の前に、お札で厳重に封印された扉が現れる。一人が携帯を取りだし、扉の前でムービーを撮った。その奇妙な映像は、友人たちへの自慢の戦利品になるはずだった……。数日後、少年たちは死体で発見される。死体の手足は奇妙な方向にねじれ、血を吹き出し、赤黒く染まった顔面は恐怖に苦悶の表情を浮かべていた……。事件後まもなく、若者たちの間で原因不明の突然死が頻発する。無差別殺人、伝染病、それとも細菌テロか。不気味な噂が日本中に拡がりつづける。ミステリー作家の神田(大浦龍宇一)はこの突然死の謎に興味を覚え、独自に調査を始める。高校生の由里(小向美奈子)は、弟の亮と二人暮らしをしている。母親を亡くし、父親は海外赴任中の姉弟にとって、お互いの存在はかけがいのないものだった。連絡が取りやすいように、と亮に携帯を買ってあげてからは、亮は授業中でもメールを送ってくる。由里の親友の操(高井菜緒)とも、さっそくメル友になった。由里の周りでは、「100%当たる」携帯の占いメールが噂になっていた。メールを受け取った者は、的中率100%の占いが出来るということだ。しかし、突然死と占いメール、ふたつの都市伝説がリンクしたとき、予測不能の恐怖が襲いかかる。ある晩ふと目が覚めた由里がリビングに降りていくと、亮が真っ暗な部屋の中で携帯の画面に釘付けになっている。あわてて駆け寄り携帯を奪い取ると、そこには「受信中」の文字が……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.5弟がメール受信して小向美奈子が必死になるシーンが「リング」だし、出...

2021年3月5日
スマートフォンから投稿

弟がメール受信して小向美奈子が必死になるシーンが「リング」だし、出だしの映像は「ブレアウィッチ」だし、インタビューつないでフェイクドキュメンタリー調にしているのは白石晃士監督の作風。隠そうともせず真似している感じ。電磁波の話しはどうなったんだ。
原因しか明らかにしていないし、あとは何もわからない。

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