echoes(エコーズ)（2000）

解説

ニューヨークで生活する映像作家・舩橋淳の初の長編作品。ニューヨークの若者たちの孤独とさまよいを繊細に描写している。

2000年製作／72分／日本・アメリカ合作
配給：スローラーナー
劇場公開日：2002年9月14日

ストーリー

ニューヨーク。イースト・ヴィレッジを自転車で彷徨う女性レスリーは、一夜限りの関係を持った男たちや、見知らぬ人から金を盗んで暮らす孤独な漂流者。仲間といてもいつもひとりぼっちな彼女は、ある日、パーティーのバーカウンターで、隣に立った女性のバックを盗む。翌日そのバッグの中から見つけた写真に、なんと幼い頃の自分と、6年も会っていない母親の姿を見つける。取り乱したレスリーは、仕事を求めて旅立とうとしていた青年マルコとルカの車に便乗し、母親の住むヴァージニアに向かうのだった……。