およう
劇場公開日:2002年5月11日
解説
ひとりの美人モデルを巡って繰り広げられる画家たちの愛の葛藤を描いた文芸ロマン。監督は「極道の妻たち 地獄の道づれ」の関本郁夫。団鬼六の原作を基に、「乙女物語 あぶないシックスティーン」の秋山豊と関本監督が共同で脚色。撮影を「DRUG ドラッグ」の佐々木原保志が担当している。主演は、「F」の熊川哲也と「ジューンブライド 6月19日の花嫁」の渋谷亜希、「荒ぶる魂たち」の竹中直人。竹久夢二生誕百二十周年記念作品。
2002年製作/119分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2002年5月11日
ストーリー
大正6年。美術学校の裸婦モデルをしていた兼代に惚れ込み、彼女と同棲するようになった責め絵師の伊藤晴雨。しかし3年後、彼は叙情派美人画家の竹久夢二に彼女を奪われる。そして、夢二のモデルとなり“お葉”と言う名を与えられた兼代は、最愛の恋人・彦乃を失って打ちひしがれていた彼に再び絵筆を持つ気力を与え、彼の才能を開花させていくのだった。だがやがて、夢二の奔放な女性遍歴や放浪癖、彼との間に生まれた息子の死に対する惨い仕打ちに耐えられなくなったお葉は、夢二との別れを決意、家を飛び出してしまう。一方、お葉を失って初めて彼女への愛を痛感した夢二は、晴雨に頭を下げ、お葉を捜してくれるよう懇願する。ところが、そんな夢二に同情した晴雨がお葉を捜し出し説得を試みるも、その後、お葉が夢二の元に帰ることはなかった……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 関本郁夫
- 脚色
- 秋山豊
- 関本郁夫
- 原作
- 団鬼六
- 企画
- 福永昭
- 企画協力
- 新井政男
- 糟谷東
- 製作
- 横畠邦彦
- プロデューサー
- 藤原裕之
- 園木美夜子
- 撮影
- 佐々木原保志
- 美術
- 福澤勝広
- 装飾
- 松本良二
- 音楽
- 大島ミチル
- 音楽プロデューサー
- 北神行雄
- 主題歌
- 真奈尚子
- 録音
- 北村峰晴
- 音響効果
- 渡部健一
- 堀内みゆき
- 照明
- 安河内央之
- 編集
- 奥原好幸
- 衣裳
- 千代田圭介
- 内海真敏
- 衣裳協力
- 酒井幸男
- スタイリスト
- 勝俣淳子
- ラインプロデューサー
- 宮川健治
- 助監督
- 石田和彦
- スクリプター
- 小泉篤美
- スチール
- 永江和之
- 荒井孝治
- 製作協力
- 田口弘
- 小村一之
- 宮坂五十四
- 長嶋博文
- 仲一弥
- 小出英二
- 清原慶三
- 山本洋子
-
竹久夢二熊川哲也
-
お葉(佐々木兼代)渋谷亜希
-
伊藤晴雨竹中直人
-
藤島武二里見浩太朗
-
佐々木市代三田和代
-
岸たまき洞口依子
-
伊藤竹尾渡辺えり
-
森川石倉三郎
-
梅原北明金山一彦
-
笠井彦乃上原さくら
-
キセ子小沢真珠
-
山田順子国分佐智子
-
大杉栄宅麻伸
-
神近市子高島礼子
-
きく子寺田千穂
-
秀奴真奈尚子
-
夢二のファン川井郁子
-
彦乃の父鶴田忍
-
井口山本竜二
-
尾形陽介根岸大介
-
駒満利江
-
斎藤清水善三
-
菊梓陽子
-
西条渋谷拓生
-
ぬい伊藤雅子
-
村岡原田健二
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文奏谷ひろみ
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及川柴田耕作
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やよい松本未来
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医者佐藤功
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民江雪乃
-
彦乃の父付添人佐藤二朗
-
彦乃の父付添人安藤彰則
-
郵便配達夫才藤了介
-
遊芸人ジーコ内山
-
遊芸人井口昇
-
美術助手矢沢幸治
-
新聞記者駒村亮仁
-
刑事黒岩幸彦
-
刑事母袋創一
-
不二彦滝浦文隆
-
少女時代のお葉寉岡瑞希
-
看護婦渡辺真未
-
将棋をさす人団鬼六