白い犬とワルツを
劇場公開日:2002年4月13日
解説
亡き妻の生まれ変わりと思しき犬と老人の交流を描くメルヘン。監督は、本作が本篇デビューとなる月野木隆。テリー・ケイによる同名ベストセラー小説を基に、「ソクラテス」の森崎東が脚色。撮影を「東京マリーゴールド」の小林達比古が担当している。主演は「助太刀屋助六」の仲代達矢。
2002年製作/99分/日本
配給:東映
劇場公開日:2002年4月13日
ストーリー
40年連れ添った妻・光恵を亡くし、悲しみに暮れる樹木医の英助。通夜の晩、そんな彼の前に一匹の真っ白い牝の犬が現れた。以来、その犬は彼に懐き、英助もまた犬を妻の生まれ変わりと思って心癒されるようになっていくが、不思議なことに由恵と恵美のふたりの娘や妻の古くからの友人で在日韓国人の順礼らには犬の姿は見えないのであった。ある日、順礼の一人息子で、幼い頃に事故で命を落とした英助の息子・英一郎の親友であった秀一が光恵に別れの挨拶をしにやって来た。秀一との再会で、英一郎の遺骨の一部を埋葬した英助の故郷の桜の樹の下に、自分の骨を分骨し一緒に埋葬して欲しいと言う光恵との約束を想い出した英助は、四十九日の日、娘たちの目を盗んで、白い犬とオンボロトラックで旅に出ることに。白い犬の助けを借りて、漸く山中の目的地に到着した英助。彼は、後から追いかけて来た秀一、恵美と共に妻との約束を果たすも、その後、白い犬が彼の前に姿を現すことはなかった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 月野木隆
- 脚色
- 森崎東
- 原作
- テリー・ケイ
- 製作総指揮
- 吉田尚剛
- 企画
- 鍋島壽夫
- プロデューサー
- 片岡公生
- 貝原正行
- 水野純一郎
- 撮影
- 小林達比古
- 美術
- 原田哲男
- 装飾
- 中込秀志
- 音楽
- shezoo
- 音楽監修
- 加古隆
- 音楽プロデューサー
- 渡辺憲一
- 音楽Coプロデューサー
- 岸健二郎
- 録音
- 河合博幸
- 調音
- 岸田和美
- 効果
- 岡瀬晶彦
- 照明
- 中須岳士
- 編集
- 石島一秀
- 衣裳
- 木田文雄
- メインテーマ作曲
- 加古隆
- 選曲
- 山崎陽一
- アシスタントプロデューサー
- 小林勝絵
- 製作主任
- 砥川元宏
- 助監督
- 山下智彦
- スクリプター
- 竹内美年子
- スチール
- 桂秀也
- ドッグトレーナー
- 宮忠臣
- 「白い犬とワルツを」製作委員会
- 中村嘉男
- 安藤皇
- 石橋隆文
- 山田俊輔
- 秋元一孝
- 石原仁美