WILD NIGHTS

解説

影の殺人組織壊滅に立ち上がった男の戦いを描いたマーシャルアーツ活劇。監督は『MID FORCE』の鈴木洋一。真田真一による原作を基に、西冬彦と鈴木監督が共同で脚色。撮影をDIXIEが担当している。主演は西冬彦。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2001フォーラムシアター正式出品作品。スーパー8からのテレシネ。ビデオプロジェクターによる上映。

2001年製作／77分／日本
配給：C-RIUS ENTERTAINMENT
劇場公開日：2001年6月16日

あらすじ

99年東京。武道の達人ばかりを集めた殺人組織タルタロスから、主任会計士の北島とメンバーの赤城淳也らが極秘ファイルを持って脱走した。ファイルを持ち出した北島は辛くも海外に逃げ延びることに成功するも、淳也は組織の追っ手で人間兵器の別称を持つ黒崎に命を奪われてしまう。そんな淳也の婚約者であったあゆみは、元全日本空手チャンピオンで今は企業戦士となった淳也の兄・健に犯人探しの協力を求めるが、彼はあゆみの突飛な話を俄には信用することが出来ない。しかし、あゆみが何者かに殺害され、ファイルの行方を追う組織によって自らの命を狙われることとなった健は、遂に弟とその婚約者の為に組織壊滅を決心するのだった。ニューヨークに潜伏する北島と接触し、タルタロスの存在を確認した健。やがて、タルタロスの首謀者は健の数年来の親友・青梅だったことを知った彼の怒りが爆発。弟の仇である黒崎を倒すと、青梅らを逮捕へ追い込むことに成功する。