どんてん生活
劇場公開日:2001年10月20日
解説
冴えない男ふたりの、冴えない日常を描く青春コメディ。監督は「腐る女」の山下敦弘。脚本は向井康介と山下監督の共同。撮影を「腐る女」の近藤龍人が担当している。主演は山本浩司と宇田鉄平。16ミリ。1999年6月7日大阪・第七藝術劇場にて先行上映。
1999年製作/90分/日本
配給:スローラーナー
劇場公開日:2001年10月20日
ストーリー
先の見えない曇り空のような生活を送っている青年・努は、パチンコ店の前で特大リーゼントの男・紀世彦と知り合い、彼の仕事である裏ヴィデオのダビングを手伝うことになった。不思議な存在の紀世彦は元暴走族。別れた妻子がいるらしく、生活費を仕送りしているらしい。ある日、ふたりへの仕事がなくなった。その上、努は缶ビールの万引きで捕まり、紀世彦も妻の再婚で子供に会えなくなってしまった。しかし、それでもふたりは卑屈にならない。今日も今日とて、「幸せになりたい」なんて都合のいいことを考えている。