ELECTRiC DRAGON 80000V

劇場公開日:

ELECTRiC DRAGON 80000V

解説

都会の闇に潜むダークヒーローの戦いを描いた短篇アクション。監督・脚本は「五条霊戦記 GOJOE」の石井聰亙。撮影を「アカシアの道」の笠松則通が担当している。主演は、「DISTANCE」の浅野忠信と「0cm4」の永瀬正敏。

2001年製作/55分/日本
配給:サンセントシネマワークス=タキコーポレーション(提供 東芝デジタルフロンティア)
劇場公開日:2001年7月20日

ストーリー

子供の頃、送電線の鉄塔に登り電気ショックを受けた竜眼寺盛尊は、エレキギターの爆音ですぐにキレてしまうドラゴン頭をなだめながら、爬虫類専門のペット探偵を生業としていた。そんな中、彼は、昼間は電気工として働き、夜は不正電波使用者を制裁する仕置人・雷電仏蔵と運命的な出会いを果たし、80000Vの感電バトルを展開する。激しい戦いの末、仏蔵を倒した盛尊。だが、仏蔵が残した仏像仮面には「またな」とメッセージが書かれていた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
石井岳龍
脚本協力
石井育代
プロデューサー
仙頭武則
協力プロデューサー
甲斐真樹
撮影
笠松則通
美術
磯見俊裕
音楽
小野川浩幸
MACH1.67
主題歌
MACH1.67
録音
小原善哉
照明
水野研一
編集
掛須秀一
衣裳
高橋ハルカ
リレコーディングミキサー
大川正義
アシスタントプロデューサー
金森保
近藤亮一
制作担当
中村哲也
助監督
藤江義正
スクリプター
森直子
スチール
喜安
特殊効果
小林正巳
ビジュアルエフェクトスーパーバイザー
古賀信明
特殊メイク
原口智生
特殊造型
宗理起也
栄福哲史
アクションコーディネーター
斎藤英雄
スーパーバイザーサウンドエディター
小川高松
ナレーション
船木誠勝
全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)2001 WOWOW/Odessa Entertainment/Hakuhodo DY Music & Picture

映画レビュー

4.0脳みそBANG!!

2023年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

永瀬正敏と浅野忠信、この二人の共演に首を長くして待ちながら本作の監督でもある石井聰亙の『五条霊戦記 GOJOE』での初共演、忠信の『白痴』に永瀬がカメオ出演していたが、そして『PARTY7』とストレスが溜まる中で『狂い咲きサンダーロード』や『爆裂都市 BURST CITY』と並ぶといったら大袈裟か、そんなPunkな映画を爆音でブチかましてくれた!! 公開当時、二十歳そこそこで劇場に足を運びボー然とテンションMAXでPunkやハードコア・パンクのライブに行ったみたいは大袈裟か、そんな感覚で久々に観た本作は当時と変わらない全身に浴びる面白さ、石井聰亙のファン、永瀬正敏と浅野忠信のファン、両方が好きなら最高の一本になる筈で、竜眼寺盛尊と雷電仏像って最高にイカしたキャラクターを忠信と永瀬のどちらかが欠けたり違う役者が演じていたら成立しない、永瀬正敏と浅野忠信だからこその完成度。 物語自体は至って単純明快、格好良い全体に対して時折挟まれるシュールな展開に格好よさは削ぐわれず、竜眼寺盛尊の荒いメチャクチャなギタープレイで大量に浴びせられる爆音がノイズとして爆発する、光熱費が高騰している今にピッタリ、電気代を気にしてちまちま使っているのが馬鹿らしくなる、電気は大切に!? 浅野忠信が参加したMACH1.67の「Shock DNA」が劇中に冴え渡る、最高!! 初公開時にフォーラム仙台にて初鑑賞。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
万年 東一