いのちの地球 ダイオキシンの夏

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解説

実際に起こったダイオキシン災害を基に、その恐怖に立ち向かっていく少年少女の活躍を描いた長篇アニメーション。監督は「蒼い記憶 満蒙開拓と少年たち」の出崎哲。蓮見けいによる児童文学を基に、「蒼い記憶~」の小出一巳と末永光代が脚色。撮影監督に「魔法学園ルナ LUNAR! 青い竜の秘密 スッポコ魔法作戦!」の安津畑隆があたっている。声に出演に佐久間信子ら。文部科学省選定、優秀映画鑑賞会推薦、東京都知事推奨作品。

2001年製作/82分/日本
原題:The Summer of Dioxin
配給:ゴーゴービジュアル企画=共同映画

ストーリー

1976年夏、イタリア北部アルプス山脈に近い街・セベソにあるイクメナ工場で爆発事故が発生、周囲に白い灰を降らせた。それは、化粧品や病院用の石鹸を作るのに必要なTCPと言う化学物質で、工場の重役たちの報告では日が経てば消えてしまうものだと言うことだった。ところが暫くすると、TCPを浴びた小動物が次々と死に、やがて人間にも頭痛や湿疹などの影響が出てきた。これに不安を覚えた11歳の少女・ジュリアは、友だちとセベソ少年探偵団を結成。在伊日本人ジャーナリストの安藤と共にイクメナ工場の調査に乗り出し、やがてTCPが枯葉剤の材料のひとつで、その中にダイオキシンが含まれていること、工場側が安全対策を怠っていた為に爆発が起きたことなどを突き止める。しかし、工場や親会社ははぐらかすばかりで責任を認めようとしない。そのうち、化学のヒロシマと呼ばれるようになったセベソの街は危険度によって分断、ジュリアもミラノに疎開を余儀なくされ、探偵団の仲間と離ればなれになってしまうのだった。そして遂に、故郷を奪われ、友達を奪われ、未来を奪われたジュリアたちの怒りは頂点に達し、彼らはイクメナ工場の社長とその親会社であるロック社の記者会見場に乗り込むという強行手段に打って出るが、子供たちの叫びは届くことはなかった。しかし、ジュリアたちは挫けることなく、ダイオキシンについての知識を深め、自分たちの暮らす地球の為に災害をなくそうと誓い合うのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
監修
ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
アニメーション演出
熨斗谷充孝
脚色
小出一巳
末永光代
原作
蓮見けい
企画
桂壮三郎
プロデューサー
桂壮三郎
制作プロデューサー
三上鉄男
プロデューサー補
木村昌資
クリエイティブ・プロデューサー
小出一巳
絵コンテ
四分一節子
キャラクター・デザイン
四分一節子
総作画監督
清水恵蔵
作画監督
鈴木伸一
都築裕佳子
小澤郁
撮影監督
安津畑隆
撮影
アズハタプロダクション
アイエムジー
美術監督
長尾仁
美術設定
池信孝
音楽
長谷川智樹
音楽プロデューサー
安東義史
主題歌
陣内絵里奈
音響監督
清水勝則
録音調整
西澤則夫
渋江博之
音響効果
西村睦弘
編集
神谷信武
監督補
四分一節子
特殊効果
遠藤剛彦
色彩設計
小林恵
色指定
小林恵
製作委員会デスク
桂みち子
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映画レビュー

3.0ダイオキシンが降ってきて健康被害………

2014年1月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

セベソ探偵団と称して、少年少女が会社を調べたりするのは少し現実感がないが、どこの企業もよく似た対応で被害者に対する弁済や補償を渋り、利益を守って、人間を守ろうとしない姿勢が世界共通と言うのが解る。
少年たちの真剣な怒りが民衆を動かすシーンは感動できる。

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