続若い季節
劇場公開日:1964年3月20日
解説
小野田勇の原作を、「喜劇 駅前女将」の長瀬喜伴が脚色「日本一の色男」の古沢憲吾が監督した青春もの。撮影は「士魂魔道 大竜巻」の山田一夫。
1964年製作/82分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1964年3月20日
ストーリー
プランタン化粧品が売り出した新製品メンズセットの発売は、発売態勢が整っていたにもかかわらず、売り出してみると、男性はテレて寄りつかず不成績を続けていた。ハッスルチャームガールのミエ・まり・ユカの三人は大弱り、何かいい知恵はないものかとプランタン社内も大騒動。一方プランタン社長ケイ子は販売網強化のため、サン興業に融資を頼んだが社長の井橋は仲々面会してくれなかった。困り抜いたプランタン宣伝部は、男子社員が率先して化粧品を使用するよう社長命令が出され、男性社員もこの新製品には大弱り。そんなある日、三人娘はボーリング場であった、ベストドレッサーの男、自称サン興業の社長秘書石塚を、折りしも、ポスターのモデルにととびついた。当選すれば賞金は五万円だ。美しく出来あがったポスターは、化粧品界に大革命と新聞で華々しく書きたてられた。驚く井橋を前に賞金の五万円で大いに飲もうと三人娘は大喜び。ところが、大変な事件がもちあがった。サン興業が融資を断って来たのだ。マスコミも騒ぐが、更にショックは、ポスターのモデル石塚が、実はサン興業の社長井橋であったことだ。これをきいて三人娘も狼狽したが、ハッスルしてサン興業に乗りこみ、井橋に迫った。がこれも井橋が書類にめくら判をおしたためとわかり、新製品はようやくきどうにのり始めた。