Lost Angels

解説

成功を夢見てアメリカへ渡った日本人ロックバンドが、砂漠の中で体験する幻想的な出来事を描いたドキュメンタリー・タッチのロード・ムービー。監督は「ちんなねえ　BORN TO BE BABY」の林海象。撮影監督にAmir MagalとKaz Tanakaが共同であたっている。主演は、ロックバンド“Sunny Cruiser”のメンバー、原田喧太、小池ヒロミチ、酒井麿の3人。尚、本作は「MOVIE STORM」の一作として製作、公開された。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。

2000年製作／80分／日本
配給：ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日：2000年7月15日

ストーリー

アメリカン・ドリームを夢見てロスへやって来たロックバンド“Sunny Cruiser”のケンタ、コイケ、マロ。有名プロデューサーへの売り込みに失敗した3人は、一攫千金を目指しヴェガスへ乗り込む。ところが、一度は大当たりを出し大金を掴んだものの、欲をかいたマロが全額スッて無一文に。途方に暮れる中、アリゾナ砂漠へ迷い込んだ3人は、そこで純真無垢なインディアン娘に遭遇。行動を共にするも、そのうちコイケが行方不明になってしまう。程なくして、3人を探しているという探偵が現れた。探偵によって、自分たちが半年もの間消息不明だったことを知るケンタとマロ。そんなふたりに、探偵はホピ・インディアンを紹介した。彼は、ふたりが出会ったインディアン娘が実は伝説の精霊であったと説明し、今後ふたりをいい方へ導いてくれると教えてくれる。話を聞き、日本へ帰ることにするケンタとマロ。一方、探偵は行方不明のコイケを探し、再び砂漠の奥へ入っていくのであった。