極道血風録 無頼の紋章

劇場公開日:

解説

対立するふたりの武闘派ヤクザの生きざまを描いたバイオレンス・ロマン。監督は「ドルフィン・スルー」の伊藤秀裕。脚本はOV『疵血の黙示録4』の武和鎮典。撮影を「月光の囁き」の小松原茂が担当している。主演は「御法度」の的場浩司と「DOA」の竹内力。スーパー16ミリからのブローアップ。

2000年製作/95分/R15+/日本
配給:大映
劇場公開日:2000年1月7日

ストーリー

かつて暴力団・志同会の次期若頭と目されていながら、同門のライバル・山本との昇進争いに敗れた立花は、今はヤクザ社会を追放された無法者の集団・非道会の中心人物として数々の悪行を繰り返していた。ある日、彼は山本から一億の報酬を見返りに、関東広域暴力団・鉄心会潰しの依頼を受ける。だが、鉄心会には組長・大河内要の隠し子で武闘派の幹部・小暮という手強い男がいた。小暮は、堅気として歩んできた人生を自ら打ち捨て、外国での傭兵部隊の経験を活かしヤクザの世界に飛び込んだ変わり種だ。そんな彼に、立花は小暮に父を殺された恨みを持つ男・次郎らを使って容赦なく攻撃を仕掛けてくる。ところが、殺ったり殺られたりという争いが続く中、ついに立花たちの手によって組長が重傷を負わされてしまう。この時、小暮は立花とさしで決着をつける覚悟をする。人気のないダムでふたりは一対一の男の勝負を開始、そして、小暮が勝利を収める。その後、婚約者である幸枝を連れて、極道者の父を捨てた母・若乃に会いに行った小暮は、改めてヤクザとして生きていくことを母に告げる。

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