花のお江戸の無責任

劇場公開日:

解説

戸板康二の原案を「ひばり チエミ いづみ 三人よれば」の田波靖男と「天才詐欺師物語 狸の花道」の山本嘉次郎が共同で脚本化、山本嘉次郎が監督したコメディ。撮影は「地の涯に生きるもの」の遠藤精一。

1964年製作/89分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1964年12月20日

ストーリー

父親を闇打ちされた古屋助六は、仇討のために江戸へ向った。しかし相手の目印は、背中の刀傷だけという心ぼそさ。だが根っから陽性の助六は、そんなことは意に介さず「早いとこパッパッと勝負をつけて、半年ばかり楽しく江戸で遊んでこよう」と最高にゴキゲン。鈴ケ森にさしかかった助六は雲助に因縁をつけられている白井権八を「ブァーッ」と胸のすくタンカで助けだした。そこへ通りかかったのが、今売り出し中の侠客播随院長兵衛。助六と権八は、長兵衛の侠気にすっかり感激し、二人は長兵衛の家に居候することになった。ところが、長兵衛の女房おぎんは大変な女。ちょっとでも逆らおうものなら長ぎせるでポカリ。あげくに二人は、吉原で石焼芋屋をやらされるはめになった。二人は夜桜で賑わう仲の町を「イシヤキイーモー」と世にも情けない顔をして歩くのだった。そんな二人だが、ある日長兵衛の留守中に助けを求めにきた、道具屋の娘お菊を白柄組から救けだして男をあげた。長兵衛からほうびにヒマをもらった二人は勇躍して吉原にくりこんだ。助六の目ざす相手は、今を盛りのおいらん揚巻だ。そこへやってきたのが、白柄組の親分格髭の意休だ。助六は、いやがる揚巻を口説きおとそうとする意休の前で威勢のいいタンカをきり揚巻の心をつかんだ。一方権八は、幼な友達小紫を身受けしようと助六の金をゴマカシて貯めるのに大奮闘。そんなうちに助六は揚巻から意休の背中に刀傷があることを聞きだした。助六の求める仇は意休だったのだ。勇躍した助六は意休と対決、見事仇討を果した。折も折、長兵衛が白柄組との出入りで死に、助六が長兵衛の跡をつぐこととなって、目出度く仇討の幕は下りたのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0ひともうらやむつき具合

2020年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年6月3日 花のお江戸の無責任 鑑賞 植木等 主演のクレイジー映画の時代劇作品。主題歌 無責任数え唄 が頭の中でリフレインする。

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とし

1.5ごめんなさい。私にはさっぱり面白くなかった。もともとクレイジー世代...

2018年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ごめんなさい。私にはさっぱり面白くなかった。もともとクレイジー世代ではないのが最大の原因かと思う。 変に真面目な部分が多く、ドタバタと中途半端な感じ。出演者が今では大物が多いのも逆にイタイ。お菊さんの美しさが唯一の救いだった。

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はむひろみ

3.0ミュージカルコメディ

2017年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

山本嘉次郎監督のクレイジーキャッツによるミュージカルコメディで、この分野は昔、よく作られていた。 植木等は仇討ちで江戸にやってきた侍で、ハナ肇の幡随院長兵衛に助けられる。 華を添えるのは草笛光子、池内淳子、団令子。

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いやよセブン