ポルノスター
劇場公開日:1998年10月10日
解説
デートクラブを経営するチンピラと、ヤクザ狩りをする正体不明の青年との奇妙な交流を描いたストリートムービー。監督、脚本は「ビリケン」などの脚本家として知られる豊田利晃で、本作が監督デビュー作。撮影は「愚か者 傷だらけの天使」の笠松則通。主演はコメディアン千原兄弟の弟、千原浩史。
1998年製作/98分/R15+/日本
配給:リトル・モア
劇場公開日:1998年10月10日
ストーリー
東京の渋谷。デートクラブを経営している上條は上納金をヤクザに納めるだけの毎日にうんざりしていた。ある日、上條の前に荒野というひとりの青年が現れる。彼は街でぶつかって因縁をつけてくるヤクザを何の躊躇もなくナイフで刺した。上條は荒野に興味を持ち、デートクラブに連れて行って面倒を見るが、すぐに荒野はそこを出て行ってしまう。ぼんやり街を歩く荒野に上條ところのデート嬢・アリスが声をかける。アリスは、荒野と公園でスケボーをし、始終無口な荒野の心を少し開かせた。ふとしたことから大量のLSDを手に入れたアリスは、それを金に換えて、一緒にこの街を出ようと荒野に提案する。しかしLSDを換金しに行ったアリスを待っている間に、荒野の気は変わった。荒野はナイフばかりが入ったカバンを下げて、ヤクザ事務所に押し入り、その場にいた全員を血まつりにした。そして上條との対決が…。