星空のむこうの国(1986)

劇場公開日:

解説

パラレル・ワールドに迷い込んだ少年の恋を描く。脚本は小林弘利、監督はこれが第一回作品となる小中和哉、撮影は「ドレミファ娘の血は騒ぐ」の瓜生敏彦がそれぞれ担当。(16ミリ)

1986年製作/76分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1986年1月2日

ストーリー

シリウス流星群がもうじきやって来るというとき。星を見るのが好きな平凡な高校生、森昭雄は一週間前に交通事故で頭を打った。それから会ったこともない同じ女の子の夢を毎日見るようになる。ある日、昭雄は並走する電車の窓に夢の少女の姿を見つける。その日、帰宅してみると、彼は死んだ人間になっていた。パラレル・ワールドに迷い込んだのだ。少女の名前は理沙、その世界では昭雄のガールフレンドだった彼女は、交通事故で死んだ昭雄を想いながら重い病気で入院していた。昭雄は出会ったSFマニアの親友尾崎の力を借りて理沙と面会した。シリウス流星群をふたりで見よう、昭雄と理沙が交わした約束のため、理沙の想いが昭雄をこの世界に呼びよせたのだ。昭雄は理沙を病院から連れ出して約束を果たした。その夜ふたりは学校の教室で一晩を明かした。翌朝、理沙はやって来た尾崎と昭雄の会話を耳にし、昭雄が自分と交際していた彼とは別の人間だと知る。そして、彼女の容態が悪化した。尾崎を追いかけてきた主治医の上田、集まってきた昭雄のクラスメイトたちの見守るなか、理沙は息をひきとった。それと同時に昭雄の姿も消えた。彼は交通事故を起こした日に戻っていた。治療にいった病院で、昭雄は理沙と出会うのだった。

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映画レビュー

4.0非常に面白かった!再販売して欲しい!

2019年10月27日
iPhoneアプリから投稿

非常に面白かった!再販売して欲しい!

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おれ

5.0ずーっと心の中に残っています

2015年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

萌える

ずーっと心の中に残っています。

公開時に東京の劇場で見ました。

チラシも大事にしていました。

ラストでは泣きましたが、何か素敵な終わり方だったように覚えて

います。

主演の有森也実さんがすばらしくて、初主演の映画ったとよく覚えていま

す。

世間では、有森也実さんは「キネマの天地」で初主演だと思われて

いるようですが。

2015年3月12日に、たまたま検索をかけてみたらヒットしま

した。情報が入っていて、もう、ビックリです。

58歳になったばかりの私の年代には、ネットで検索するなんてや

り方を、知らない人も多いことでしょう。

DVDが発売されていたとか、YOU TUBEにアップされてい

るとか、もう驚きです。

DVDを手に入れて、また見たいなあ。

でも、この映画は、思い出としてずーっと大切にしておきたいよう

な。

洋画で言えば、「いつかどこかで」「オーロラの彼方に」のよう

なファンタジーかなあ。

「星空のむこうの国」は素敵です。

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夕焼け大好きさ
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