震える舌のレビュー・感想・評価
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トラウマ安打製造機としての実績高い!!
とにかく作品中の描写がツライです。
我が子が破傷風になってしまい、その闘病と疲弊していく人間を淡々と描写していく内容ですが、娘役の名演技もあり発作シーンや施術シーンが痛々しいのなんの…あんなチビッコをここまで苦しめるか?!という執拗な描写がある意味◎。
お子さんがいる方は特にツライと思います。
最後の最後まで、どちらの結末にも転びうる話運びで見る側もグロッキーになりますが、どうせ観てしまった方々は折角なら我慢して最後まで見たほうがいいと思いますよ!
観る価値があるラストです。
トラウマモン
破傷風菌に侵され、恐ろしい症状に見舞われる娘昌子を献身的に支えた昭と邦枝の夫婦を描いたトラウマモノの闘病作品。
映画の良し悪しはさておき、自分は今作を観てしまったことを少し後悔しています。
もちろん娘の昌子を始めとしたキャスト陣は素晴らしい演技をみせてくれたのですが、その迫真すぎる演技と当時の映像の質感も相まって、破傷風の尋常じゃない恐怖が描かれていて、思わず目を背けたくなるシーンばかりの作品でした。
観るまでは破傷風に侵された娘が奇行や珍言を繰り出すような作品と思っていましたが、全編において瀕死のか細い呼吸で、光が当たる、大きな物音がするだけの条件で口から血を出さんばかりの絶叫や痙攣を繰り返される昌子を繰り返し繰り返し綴っていく内容で終始辛い気持ちなってしまった。
作品のコンセプト的には的を外してはいないし、素晴らしいメッセージ性のある作品なんだろうとは感じたが、もう少しハッピーなー展開が多くても良かったのではと感じた。
ラスト数分まで息が詰まるような作品でとても辛かった。
ラストがハッピーエンドで心の底から良かったと思えた作品だった。
子どもの頃
胸の芯にまで食い込む稀有な作品
家族の愛情vsおぞましき病魔
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