ブルージーンズメモリー
劇場公開日:1981年7月11日
解説
横浜の港を舞台に、三人の若者の友情を描く。今、人気の頂点にあるたのさんトリオが出演する第二作日。脚本は「青春グラフィティ スニーカーぶるーす」の田波靖男と同作の安斉あゆ子の共同執筆、監督も同作の河崎義祐、撮影は「裸の大将放浪記」の原一民がそれぞれ担当。
1981年製作/92分/日本
原題または英題:Blue Jeans Memory
配給:東宝
劇場公開日:1981年7月11日
ストーリー
船乗りになろうと横浜に向う真は、途中で出会った芳太郎の祖母勝江の経営するホテルに転り込んだ。そのマリンホテルは海の男たちのいこいの場所だった。真はタグボートの船員の俊之たちに混って仕事を始めた。俊之は母、静子と弟の健二の三人暮し。静子に再婚の話が来て、弟と母は結婚相手の五十嵐の住む島に向った。一方、真、芳太郎、俊之と、地元のチンピラたちとの争いが絶えず続いていた。その頃、マリンホテルは赤字の大ピンチで、レジャー企業に買収されそうだった。真と芳太郎はかつてマリンホテルで暮し、今、大金持となった福富に接近、三人で開くコンサートの資金を出させた。コンサートに客が集まれば赤字を埋められる。そこへ俊之の弟、健二が危篤で、至急血清が必要との連絡が入った。あいにくの台風で船が出ないとあって、三人は小さな船で出発。大波にさらわれ船は転覆、真は血清を持って島へ泳ぎ出した。島に血清を届けると、海にいる二人を救出。コンサートの時間が刻々と迫る会場に三人はやっと到着。コンサートは大成功に終り、ホテルは無事に営業を続けられそうだ。