FRIED DRAGON FISH

劇場公開日:

解説

探偵事務所に派遣されたコンピューター・ネットワーク会社の女性オペレーターが、盗まれた熱帯魚の調査に首を突っ込むうちに、不思議な経験をするハードボイルドタッチのミステリー。監督・脚本は「PICNIC」の岩井俊二。主演は「裏ゴト師」の芳本美代子と、「PICNIC」の浅野忠信。93年にフジテレビの深夜ドラマ『La Cuisine』のスペシャル枠で放送された作品。「PICNIC」の併映作品として劇場公開された。正式タイトルは「FRIED DRAGON FISH: THOMAS EARWING'S AROWANA」。キネコ。

1993年製作/50分/日本
配給:エース ピクチャーズ=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1996年6月15日

ストーリー

データバンク“デルタワークス”のオペレーターとして相田探偵事務所に派遣されてきたプーは、ひょんなことから、トーマス・アーウィング博士の所有するドラゴンフィッシュが盗まれた事件の調査に首を突っ込むことになった。相田は、盗まれたドラゴンフィッシュが時価数千万円のスーパーレッド・タイプに違いないとにらんでおり、アーウィングがそれを隠していることから、ひそかに横取りしようと企んでいたのだ。容疑者のトビヤマが潜伏しているらしい地域を特定したプーは、アジトを探すうちに、ドラゴンフィッシュを始めとする何匹もの熱帯魚を飼っている夏郎という青年に出会う。調査の一環で夏郎に接近したプーだったが、次第に彼の不思議な魅力にとりつかれ、ほのかな恋心が芽生えるのを感じていた。ところが、夏郎の正体は世界的なテロリストのトビヤマが抱える殺し屋だった。やがて、警察の捜査の手がトビヤマに回ってきたことで、夏郎はプーの前から消えなければならなくなる。彼はプーにドラゴンフィッシュをプレゼントすると、トビヤマとともに海外へ逃亡した。アーウィングがドラゴンフィッシュ密輸の罪で逮捕されたことを知ったプーと相田は、夏郎が置いていったドラゴンフィッシュがスーパーレッドではなく普通のタイプだったため、それをフライにして食べてしまう。その時、TVのニュースでは、アーウィングが普通のドラゴンフィッシュにスーパーレッドの卵巣を移植して密輸していたことが報じられていた。

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映画レビュー

5.0思い出

2021年4月20日
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プーリンウォン。
ナツロウ。
水色。

高校時代の思い出が詰まっています。

上京したらナツロウが住んでいるような倉庫に住んで、
灰皿をササーって床滑らせて渡すのが理想でした。

現実は6畳しかなかつた。

エンディングのCHARAの歌が好き。

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トロイメライ