劇場公開日 2000年4月29日

アメリカン・ビューティーのレビュー・感想・評価

全72件中、41~60件目を表示

3.0どうしようもねぇ

2019年3月4日
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どうしようもない、救いようのない話でした。。。。
「中年の危機」日本ではあまり耳にする話ではないですが、この映画のストーリーには聞き慣れない言葉を、さも自分の周りで起こっていることのように感じされる奇妙なリアリティがあり、なかなか面白かったです。

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ハワイアン映画道の弟子

4.0人生は風に揺られるがままに

2019年1月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0
隣人同士の家族の歪な交差をコミカルに描きながらも、一人一人のキャラクターを丁寧に掘り下げており、最後にはどのキャラクターにも感情移入できるような演出は素晴らしい。
木枯らしに舞うビニール袋の描写が、風に揺られるがまま身を任すしかない人生を感じさせる。
アカデミー賞を総なめにしたこの作品は、誰もが感じる抗う事ができないそんな人生の風に共感をよんだのだろうか。
劇中のケビン・スペーシーの人生もまた無力に風に流される。

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カメ

4.0とても面白かったです

2019年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

とても面白かったです。さすがアカデミー賞の作品賞を獲っただけのことがあります☆。

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hide1095

2.0薔薇色

2018年7月3日
iPhoneアプリから投稿

音響や役者による演出面では退屈な場面が多いが、画面は冴えている。

この、アメリカという国のどうしようもないボタンのかけ違いの馬鹿馬鹿しさと美しさに誰もが救われる。
全ては新たなる悦びなのだ。

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たろっぺ

5.0なぜか刺さる

2018年5月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

初めて見たのは20年近く前であるが、なぜか時たままた見たくなる謎。
まぁ人によっては嫌悪感を示すかもしれないような、ネガティブが集合した作品だが、
「アメリカン・ビューティー」とタイトルを付けたことに、どうにも賞賛の気持ちになってしまう。

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ぼーん

3.5普通の幸せ

2018年1月8日
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元から狂っていた家族が一気に崩壊していく話。最終的には登場人物みんな思春期のような情緒不安定さだった気がする。話の奥まで汲み取るには難しいかな。赤と白で対照的なイメージの映画だった。

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やっくる

4.0コミカルで可笑しいのに涙が出る

2017年12月17日
iPhoneアプリから投稿

小さなことをきっかけに、音を立てて崩壊していく家庭 そして人間関係。

本当に面白さがつまった映画だと思いました。
登場人物一人一人が意味を持ち、親子 恋愛 悩み 友情 隠し事 信念 欲求 生き方 多くのことをしっかり描ききっているように感じました。

悲惨なてん末をブラックユーモアたっぷりに
何度も笑い声をあげてしまいました
そして最後は涙……。
うまく言葉にはできませんが、悲しい涙ではなく 普段忘れている当たり前のことを愛する気持ちが ぶわっと溢れてきたような気持ちでした。

心にしっかり残った名作。

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tomai

4.5皮肉に満ちたブラックコメディー

2017年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

知的

1999年の作品なのに、まったく古い感じがしなかった。
どう見てもコントみたい状況でも、画作りや演技の凄みがあるので、笑っていいのかどうか迷うw

同時に上っ面の「理想のアメリカ人」を痛烈に批判してるなーと思ったし、ラストも皮肉に満ちていて良かった。

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青空ぷらす

2.5いつから崩壊していたの?

2017年11月15日
iPhoneアプリから投稿

はじめからそれぞれが壊れていて、修復は不可能だった。
でも誰にでも起こり得ることなのかも。
夫婦関係は等に破綻してる。
夫婦は所詮、他人。
娘がかわいそう。

国を超えても、変態オヤジはいるんですね。

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Riri

5.0大好きな映画

2017年7月24日
iPhoneアプリから投稿

何よりケヴィン・スペイシーが最高。
あとこの作品の素晴らしさは、多くの人が心の奥に抱えているけれども、なかなか表に出せない部分を露骨に、そして美しく(?)描いてくれてる部分だと思うのだ。
少なくとも自分はそこそこ変質的なので「あるわー」って部分多かった。終盤のケヴィン・スペイシーには世のオジさん方も胸がすっとするのではないですかね。

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gugi

4.0American Beauty

2017年5月18日
Androidアプリから投稿

アメリカの一見平凡な家庭が内部からだんだん崩れていく様子がとてもリアルな映画でした。 美しい映像。 人物描写・心理描写がとても上手く描かれていてお見事な脚本。 巧みな演技の俳優陣。 特にケヴィン・スペイシーの切れ味抜群な演技、アネット・ベニングのヒステリックな演技、 自分に素直に生きてる主人公と対比的に描かれてるクリス・クーパーの演技が良かった。 脚本、映像、俳優どれもが素晴らしく現代の病んだ社会をとても鋭くかつ滑稽に描いていたと思う。

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Toy

4.5言葉に出来ないほどに

2017年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

変態中年と少女のサスペンスかと思っていた自分を猛省。

幸せとは何か。一人の男の再生の話だった。
自由である事の喜びからの絆や人生の尊さ。本質的美しさとは何かを問いかけてくる。
それにしてもなんて穏やかな死顔だろう。死の瞬間に幸せの中にいた事を知るなんて不幸だけれどなんて幸福な事だろう。写真を手に取り言葉を失うシーンは胸を打つ。
ケヴィン・スペイシーの演技の変化がともかく素晴らしい。

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yuitos

5.0家庭の崩壊

2017年3月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

知的

幸せ

ケヴィン・スペイシーの演技が好きなので鑑賞したが、アカデミー賞作品賞を受賞してるだけあって、かなり楽しめた。この作品のすばらしいのは演出のメタファーの部分だと思う。赤色と白色の対比、アメリカンビューティーという題名の意味、すべてが上手く描かれている。家庭の崩壊、ゲイ、人の変質を隠すことなど、様々なテーマが盛り込まれていると思う。そのアメリカのヒエラルキー的な、日本人がわからない部分まで描かれているのだと思う。おすすめ。

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ジンジャー・ベイカー

4.0噛み合わない個人と、全体の美しさ

2016年12月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

平凡な家庭に見えても、家族としての役割を外れていくと各々が各々の考えとあるべき姿をもっていて、自分だけの孤独と不可侵の部分を抱えている。

バッドエンドだけど、別にそれほどみんな悪いことをしてるわけじゃないし、もっと分かりあえる余地はあったのかもしれない。

登場人物の誰もが、ひとくくりにできない感情と性質をもっている。人間は裏表どころではなく、ダイヤモンドのカッティングのように、いろんな側面をもっている。人間関係が噛み合わず、うまくいかなくても、全体に肯定的な美しさがあって、そこまで悲劇的に感じさせないところがいい。

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laika

4.0ダイバーシティが言われる昨今だが

2016年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

豊かな世の中が当たり前になり、価値観も多様化するなかで家族のあり方も変わってくのだろうか。

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さばとら

4.0なさけない親父がかっこいい親父に。 誰も嫌な人間はいなくてただみん...

2016年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

幸せ

なさけない親父がかっこいい親父に。

誰も嫌な人間はいなくてただみんな葛藤しているだけだ。と思わせる映画は見ていて気持ちが良い。

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スベスベマンジュウガニ

4.0最初の時点で既に壊れていた

2016年10月16日
iPhoneアプリから投稿

女性の地位向上、男女間の関係の変化、女性の人生観の変化、雇用の変貌、LGBT、スクールカースト、ストーキング、親の存在意義の低下など、様々な人間関係を詰め込み、社会の新たな変化に追従できない家庭という器の意義を問い、新たな家庭のあり方について考えさせられる一作。現時代における論点を99年の段階で先取りしている。
セブン、ユージュアルサスペクツと傑出した存在感を示したケビンスペーシー、当時、期待を込めて映画館に行ったのを覚えている。

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Kj

4.5決めつけられない

2016年7月19日
iPhoneアプリから投稿

ぱっと見では変わった人間達ばかり出ている映画だと思うかもしれない。しかし、よくよく考えてみると誰が悪かったなど判断できるだろうかと思う。
異性からモテることが完璧なのか、仕事をバリバリしている人がデキる人間なのか、普通じゃないことが特別で非凡なのか、自分を律する人間が正しいのか…
アメリカン・ドリーム(ビューティー)ってなんでしょう?
私たちのいう素晴らしさって何なんでしょうね。
程度や内容の違いはあれど、私達の周りの世界もほとんどこんな感じだと思います。
みんなそれぞれの正義が違うから複雑です。何がよくて誰が悪く、何が特別か決めつけるのは難しい。
ケビン・スペイシーはどの映画を観ても表情の変化がものすごく幅の広い役者です。
彼の表情の変化はこの映画に欠かせなかったと思う。

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Tommy

2.5変人だらけ

2016年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

興奮

K・スペイシーがキモい。

そこが演技の巧さだろうが生理的に受け付けない俳優の一人。

それぞれのオチに予測が出来てしまう演出で驚きや意外性は無い。

とにかくキモいK・スペイシーが最後に父親らしい側面を取り戻した瞬間のラスト!!

娘二人が体当たりな役柄の割にA・ベニングのギャーギャー、騒いでるだけの存在感がウザい。

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万年 東一