飛ぶは天国もぐるが地獄

劇場公開日:

解説

雪山で遭難したバスの乗客たちの狂気の一夜を描くホラー・ファンタジー。監督は「明日なき街角」の若松孝二。脚本は高取英と「Endless Waltz」の出口出の共同。撮影を三宅陽太が担当している。主演は『プリズンホテル』の小野麻亜矢。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。

1999年製作/70分/日本
配給:ふゅーじょんぷろだくと
劇場公開日:1999年10月23日

ストーリー

不倫カップル、強盗コンビ、女子大生3人組、新興宗教の女教祖とその信者たち、そして新米バスガイドのレミを乗せた一台のバスが、雪深い山道で突如謎の光に包まれた。気がつくと運転手は失踪しており、レミたちは女教祖・教え親様に導かれるまま、やがて人気のない旅館にたどり着く。そこで不思議な少年に出会ったレミは、幻想の世界に誘い込まれ、幼い頃に自殺した父との哀しい想い出に苦しめられる。ところがその時、信者のひとり・由利江が発狂し、殺戮を開始した。日本刀を振り回す由利江や蘇った死者たちから必死で逃げようとするレミだったが----。気がつくと、彼女は元のバスの中にいた。どうやら気絶している間に、奇妙な夢を見ていたらしい。凍死した乗客を残し、助けを求めて外へ飛び出すレミ。彼女は漸く一台の車に救われるが、それを運転していたのはあの不思議な少年だった…。

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