トップドッグ TOP DOG
劇場公開日:1988年4月16日
解説
世界グランプリ・レースに挑戦するライダー達の姿を描く。脚本はミケーレ・ブラーガと高城和彦の共同執筆。製作・総監督は「プライド・ワン」(製作)の高木巖、撮影監督はエンリコ・ジャンニがそれぞれ担当。出場ライダーは平忠彦、ワイン・ガードナー、ランディ・マモラ、エディー・ローソンら。日伊合作。
1988年製作/100分/日本
配給:東宝東和
劇場公開日:1988年4月16日
ストーリー
1987年世界チャンピオンGPレースではユーゴスラビア、オランダのレースと熾烈なトップ争いが繰りひろげられていた。ライダーは昨年のチャンピオン、エディー・ローソンとワイン・ガードナー、ランディ・マモラ。日本の平忠彦は全日本選手権でV3を果たし、世界GPレースへと旅立った。レースは毎週のように各国で開催されている。日本での鈴鹿8時間耐久レースを控えたフランス、ル・マンでのレースで平は不運に見舞われた。練習走行中転倒し、首と鎖骨、肋骨、右手を骨折する重傷を負ったのだ。平は鈴鹿を欠場せざるをえなかった。ヤマハ・テック21チームは平をリーダーとしてケビン・マギーとマーチン・ウイマーで編成を組み、混戦の末に勝った。ライダーとして鈴鹿に出場できなかった平の心境は複雑だったが、傷が完治しないままイギリスGPレースへと参加した。ここで平はコースレコードを出しうっぷんを晴らした。続いてチェコスロバキアGPレースで平は3位に入り、サンマリノで4位と健闘したが、ポルトガルでは再び事故に遭った。そしてライダーたちは最後の決戦となる史上初のGPレース開催地の南米へ渡っていった。