どついたるねん

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

阪本順治監督の長編デビュー作で、プロボクサー・赤井英和の自伝小説を、赤井本人の主演で映画化。試合で脳にダメージを負い再起不能となったボクサーの安達英志は、所属ジムを離れ自らのジムを設立する。ある日、元ウェルター級の日本チャンピオン・左島がジムを訪れ、英志はコーチとして彼を雇うことに。しかし練習生たちは英志の横暴さに耐え切れず次々と去っていき、ジムは閉鎖に追い込まれる。古巣のジムに戻った英志は、会長の鴨井とその娘・貴子、そして左島に支えられながら、現役カムバックを目指して動き出す。

1989年製作/110分/日本
配給:ムービーギャング
劇場公開日:1989年11月11日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5生命燃やして生きているか?ただ生き長らえているだけか?

2023年7月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

ボクシングでしか生きられない不器用な男。たとえ命の危険があろうとも俺にはこれしかない。もしこれで死んだとしても本望だ。自分を抑えて生き長らえてもそんなのは生きたことにはならない!

カムバックを決めてからの英志は全身でこう訴えかけているようだった。
自分をかけるものが見えていて、それに無心に打ち込む姿はほんと眩しい。
俺は無為に生き長らえているだけじゃないのか?そんなのは生きていると言えるのか?
自問自答した。

少年たちにボクシングを教える左島。連れ戻しに来た母親。
左島に英志を止めて欲しいと懇願する貴子。そんな権利は誰にもないと佐島。。
男は闘うことが本能にあるんだろうな。
女は逆に生存することが本能にあるんだろうな。

本能が刺激され熱くなる映画であった。

・赤井のサンドバック練習が凄い。ハードパンチで高速連射。やっぱり本物は違う。
・本物じゃないのに凄かったのが原田芳雄!何この人ボクシングやってたの?
 腕の筋肉や広背筋も凄いやん。一番驚いた。

しかし、じゃりん子チエを実写でやるならテツ役は赤井しかいないな。(笑

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momokichi

2.0赤井英和さんの人生そのもの

2024年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

泣ける

悲しい

興奮

スキップシティ 令和5年度優秀映画鑑賞推進事業 フィルム映画上映会で鑑賞しました。阪本順治監督のデビュー作で粗削りながら引き込まれました。

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よう

3.0高校生の時に感動した

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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プライア

3.5素であり迫真である

2023年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

怖い

興奮

 人気ボクサーだった安達英志は、世界戦目前に頭部の怪我で引退。ジムを開いて、元チャンピオンの佐島をコーチに引き入れる。しかし英志のむちゃなやり方に皆が去ってしまい、ジムは閉鎖。英志は再びリングに立ちたいと佐島にコーチを頼む。
 赤井英和の自伝小説を、本人の主演で映画化。ただのボクサーだった赤井の、素であり迫真である演技にちょっと驚きました。
 阪本順治の初監督作品。演出の熱量に監督のボクシング愛を、ひしひしと感じました。

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sironabe

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