さいころ奉行
劇場公開日:1961年4月18日
解説
おなじみ千恵蔵の遠山の金さんもので、陣出達朗の原作を「でかんしょ風来坊」の松浦健郎が脚色し、「鳴門秘帖(1961)」の内出好吉が監督した。撮影も「鳴門秘帖(1961)」の三木滋人。
1961年製作/90分/日本
配給:東映
劇場公開日:1961年4月18日
ストーリー
春の陽気が原因の、突然性放浪病にとりつかれた遠山の金さんは、伊勢路で花嫁を強奪した鬼金の身がらをあずかって、桑名の三十名船に乗っていた。船中の噂話は、もっぱら江戸で不穏の動きを見せている世直し党のこと。浪人風の男から素っ飛び小僧の安がスリとった財布から、金さんは秘密の臭いをかぎ出した。江戸にもどった金さんは、浪人の懐にあった紙切のあて先、料理屋八百松へ下男として住み込んだ。紙切を世直し党の連絡文とにらんだ金さんだったのだ。世直し党とは西丸老中駒木築後守が黒幕と目され将軍家慶を暗殺しようとしている怒るべき隠謀を持っていた。八百松の女将お蘭を愛しているスリの安とともども、それらのことをさぐり出した金さんだったが、駒木築後守の別邸にしのび込んだ金さんは、安が見張りに見つけられて危機に立つ。折からの月光に吹雪の入墨を浮き出した金さんは、一味の銃の狙い撃ちに、大川の暗闇に消えていった。将軍の上覧をあおいだ世直し党の資金源の一人、森田屋の華やかな舞台。そこで将軍を暗殺する計画がねられていた。そこへ現われたのが遠山の金さん。「世直し党裁きの場とござい」のたんかを切って、見事一味の隠謀をあばくのだった。
スタッフ・キャスト
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遠山の金さん片岡千恵蔵
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いぶしの銀次片岡千恵蔵
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素っ飛び小僧の安東千代之介
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鬼金進藤英太郎
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お蘭青山京子
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お新丘さとみ
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駒木築後守北龍二
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遠山左衛門尉景普香川良介
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水野越前守黒川弥太郎
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鵜殿縫之介原健策
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房之助香山武彦
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犬塚弦之丞片岡栄二郎
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権藤兵六阿部九洲男
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間戸場大和本郷秀雄
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将軍家慶伏見扇太郎
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忠七吉田義夫
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三流斎大宝星十郎
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竹林坊阿波地大輔
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錦松坊加藤浩
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秋葉屋重兵衛大邦一公
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鶴屋九郎右衛門瀬川路三郎
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三浦屋喜十郎仁礼功太郎
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森田屋茂兵衛高松錦之助
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中西隆三郎清川荘司
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今吉倉橋仙太郎
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市川団十郎関根永二郎
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男之助役者中村時之介
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文吉大東俊治
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名主尾上華丈
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源之助疋田圀男
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おもん井瀬昌枝
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お半藤代佳子
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半兵衛時田一男
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芸者(1)江崎ひで子
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芸者(2)市川真寿代
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芸者(3)菊城かほる
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芸者(4)条ちづる
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芸者(5)玉喜うた子
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村の若い衆(1)島田秀雄
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村の若い衆(2)五里兵太郎
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世直し党員(1)藤川弘
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世直し党員(2)土橋勇
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世直し党員(3)辻鏡二郎
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世直し党員(4)野間勝良
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世直し党員(5)世羅豊
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世直し党員(6)富田敬三
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地廻り(1)大前均
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地廻り(2)智村清
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船頭小田真士
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奉行所下役毛利清二