田園に死す

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

寺山修司が監督・脚本を手がけ、自身の同名歌集を映画化した自伝的作品。青森県・恐山のふもとの村。少年時代の“私”は父を亡くし、古い家屋で母と2人で暮らしていた。少年の唯一の楽しみは、イタコに父の霊を呼び出してもらい会話することだ。隣家に嫁いできた美しい女性や村にやって来たサーカス団が、少年を家出の誘惑へと駆り立てる。やがて上京した“私”は中年となり、1本の映画を撮る。そんな“私”の前に、少年時代の自分が現れ……。「十三人の刺客」などの菅貫太郎が主演を務め、隣家の妻を八千草薫が演じた。

1974年製作/102分/日本
配給:ATG
劇場公開日:1974年12月28日

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映画レビュー

1.5とてもシュール

2024年7月18日
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怖い

とてもシュールで、トラウマ級。
大学の映画史の授業で鑑賞。
当時、寺山修司が仲間内で流行っていました。
どんぶらこ〜どんぶらこ、と、真っ赤なひな壇がモノクロの川から、ひょおおぉお〜っと、流れてくるのは本っとにトラウマ級です。

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ホビット

4.0新宿東口アルタ前の雑踏のなかで顔色ひとつ変えず無言で食べ続けるシーンはインパクトを残しましたね。

2024年8月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

目黒シネマさん「~映像の魔術師 寺山修司×ケネス・アンガー~」(2024年8月18日~21日)特集にて『書を捨てよ町へ出よう』(1971)『田園に死す』(1974)を初の劇場鑑賞。

今から35年以上の遠い遠い昔。
こまっしゃくれた私は「日本アート・シアター・ギルド(ATG)を全作制覇して、映画フリークになる!」と意気込み、当時圧倒的在庫量を誇ったレンタルビデオ店「ドラマ下北沢」さんで勇んで借りてみたものの「全く理解していないのに、分ったふり」をして半世紀近く生きながらえてきました…。
あれから35年。果たして今は完全に理解できるか?本日は再チャレンジ。

『田園に死す』(1974)
『書を捨てよ町へ出よう』(1971)に比べると映画と演劇との実験的融合色は薄れ、きちんと映画のトーン&マナーが守られてました。
キャストも八千草薫さん、春川ますみさん、木村功さん、原田芳雄さん、菅貫太郎さんと名優がずらり。

ストーリーは寺山修司さん特有のテーマ「父の不在と母の呪縛(母殺し)」「家出」や地方独特の因習など自伝的要素がより強く、旅回りのサーカス団が奇異な見世物小屋的に描かれているところが作品をより幻想化してましたね。
ラスト。主人公と母親の恐山の実家で食事の最中、家の書割が倒れて倒壊、新宿東口アルタ前の雑踏のなかで顔色ひとつ変えず無言で食べ続けるシーンは35年前の初見同様、インパクトを残しましたね。

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矢萩久登

2.5映像のセンスは5 物語は2って感じ あくまで映画はお話しが重要だと...

2024年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

映像のセンスは5
物語は2って感じ
あくまで映画はお話しが重要だと自分が思う為に⭐️2.5としました。
話は脈絡がなくあまり面白くない
だが、本当に映像のセンスがよい、白塗り学生服ってだけでやられてしまう、ひな壇の川流れとか見入ってしまった
見せもの小屋、音楽、全ての映像が焼き付くというか世界観に痺れました
V系が好きなんだけどやっぱ白塗りは寺山修司の世界観を少なからず彷彿とさせるしその原点が気になり鑑賞したが、かっこいい!に尽きる
ラストのなんとも言えないシュールさはたまらなかった

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まあ映画好

5.0母の狂気がたまらないSF

2024年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

悲しい

知的

難しい

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はる