「体制に迎合しつつも、反戦(反原爆)をといている。」空の大怪獣ラドン マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
体制に迎合しつつも、反戦(反原爆)をといている。
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『今日はまた、馬鹿に暑いね。』
『地球がどんどん暑くなると言うじゃないですか』
『地球温暖ですか。北極と南極の氷が溶けると地球が水浸しになると言うじゃありませんか。嫌だね』
と言っているのは、温暖化の原因を作ったとされる炭鉱の経営陣。彼等はもう廃棄しているはずたが。
この映画は1956年の映画。今から67年前の映画だが、今から67年後は2091年。
地球温暖化と言うよりは、地震や台風に対する教訓としてこの映画は見るべきだと思う。地震や台風に対する予知能力の必要性がさることながら、開発は『人間生活の安全を考えた施設』が必要だと言う事だと思う。森林を伐採してリゾート施設を作ったりすることが良くない事と言い始めた最初の映画だと思う。同時に、戦争の為の武器の虚しさもこの映画は語っている。なぜなら、日本の持つ兵器が刃が立っていない。もっとも、見る者によっては、軍備増強にもつながるが、その点を含めて、体制に迎合しつつも、反戦をといている。鳥類の祖先が恐竜と言っているのも斬新で新しい。爬虫類帰りしている
『ガメ◯』と比べると雲泥の差である。オリジナルの海外フイルムメーカーのカラー映画は凄いと当時思ったものだ。
追記 この映画を鑑賞後に自衛隊の基地へ親父に連れて行って貰った。映画に出ていたジェット機を見て、記念写真を撮ったのを想い出した。写真は断捨離したが。
追追記
反原発の一部が唱える
メタンハイグレードの採掘やシェールガスの採掘に対する予知まで含んでいるから奥が深い映画と思う。
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