「結末は驚きました」空の大怪獣ラドン リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
結末は驚きました
リバイバル上映なので見てみました。
かなり昔の作品なので、乗り物と風景画の融合とかラドンの中の人の足の感じとか、細かい映像的なツッコミはさておき。。
こんな昔から地球温暖化とかを題材にした上での作品だったんだな、と改めて思いました。まぁゴジラも水爆実験の影響というものなので、こちらも人の活動への警鐘を鳴らす意味合いを含む作品でした。
ただ最後まで見て分からなかったのは、当初の炭鉱事故の行方不明者2人のうち、1名は死亡が確認され、行方不明残りの1人がもしや犯人では?となってその妹が陰口なり、他の遺族から文句言われそうになるとかの描写がありましたが、
あの最初の行方不明者の人、最後まで多分出て来なかったんですがどうなってたのか気になりました。
(途中、砲撃の描写があまりにも単調に続くため正直眠くなり。。もしや記憶が飛んでたかもしれませんが)
あとプテラノドンの大昔の卵が地熱や地殻変動その他の理由により復活したのはまぁいいんですが、
主人公的な一時記憶喪失になった人が炭鉱内でタマゴがちょうど孵化する場面に出くわしていたとして、記憶の回復まで劇中の描写からすると多分1週間くらい??と思いますが、この主人公が記憶を取り戻して見たのはプテラノドンだと証言するけれどこの時にもうラドンはビル相当にかなりでっかいです。
何で数日で成鳥になってるんだ?炭鉱内での大きさと、数日くらいあとに外で見てる個体とで、大きさが違いすぎないか?もう超音速で飛べるのか?もう1匹いたけどこの2匹は兄弟??
とりあえず孵化した個体の成長速度が早すぎて理解が追い付かなかったです。。(涙)
あと主人公もその彼女(最初の炭鉱での行方不明者の妹)も、災害対策本部の人達も、7〜8人で並んでただ見てるだけ、指示する人も双眼鏡で外見てるだけで落ち着きすぎて違和感でした〜
それと急にラドンと命名されて全員いきなりその名前で超音速飛行生物のことを話始めるのもびっくりしました。
最後にはラドン2匹、火口への攻撃とともに噴火の炎?で焼かれてしまいますが、航空自衛隊のジェット機を破壊出来る超音速の翼の持ち主が、足元に炎だ〜と思ったらそこから離脱出来ると思うんですけど何故焼かれるまま逃げようとしなかったのか。
砲撃で巣穴を塞いだけれど、外に出てきた様子では体には逃げられないほどの事前ダメージは見当たらなかったですけど。。市街地での戦車からの攻撃かなぁ、でもあの攻撃受けたの1匹だけだったし。そこまで細かいこと気にしちゃ駄目なのかな(汗)
ただ1日1回上映ということもあり、年配のお父さん達の鑑賞率が半端なくて、懐かしく見る世代の人達には思い出深い作品なんだろうな、と思いました。
逆に世代じゃなさそうな人が一人で鑑賞してるってどんだけ怪獣映画や特撮ものが好きな特異な人物なんだ??と自分だけ客層で浮いてしまう貴重な体験が出来ました(笑)