STAY GOLD ステイ・ゴールド
劇場公開日:1988年10月29日
解説
三人の少女が友人の自殺をきっかけに旅行へ出かけ、友情を知るまでを描く。原案・脚本は「マリリンに逢いたい」の野沢尚が執筆。監督は「ひぃ・ふぅ・みぃ」の村上修。撮影は「猫のように」の藤沢順一がそれぞれ担当。
1988年製作/96分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1988年10月29日
ストーリー
小学6年生(12歳)の理沙、真琴、麗子は、ある日修学旅行に参加するが、仲よしの奈美がいないのに気づいた。彼女はその朝自殺していたが、教師達はそれを生徒に隠そうとした。事実を知った3人は反発したが、教師に連れられて東京へ帰ることになった。しかし、理沙、真琴、麗子は若いふたりの教師を撒いて、生前奈美が言っていた“永遠の友情”が得られるという伝説の泉を求めて冒険旅行に出かけた。行く先は分水嶺のひとつの雫川。3人は奈美を死から救えなかったことから友情のもろさを思い知らされ、なんとしてもその泉を見つけたかったのだ。水車小屋の老人の指示で水源へと向かうが、あたりは次第に暗くなり、楽しいはずの冒険旅行も心細いものとなった。やがて雷雨となり、山道も険しくなってきた。路に迷った3人は絶望の淵に落とされたが、励まし合いながら激しい雨の中を分水嶺を目指した。翌日、雨あがりの朝、理沙、真琴、麗子は伝説の泉を見つけ、お互いの友情を確かめ合うように雫を口にするのだった。