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映画レビュー
タイトルだけで百点
これも現代なら掲げられないでしょうが、日本映画史上に残る名タイトルだと思います。内容など知らなくても、本題を見ただけで映画館に足が向きます。このタイトルは大島渚さんが命名したのだそうですが、作品自体は、何が「処女」で何が「ゲバゲバ」なのか分からない無茶苦茶なお話です。このポスターにあるように、平原のど真ん中に裸の女性の十字架があり、組んず解れつの性愛場面が挿入。
シーン一つ一つに、「これは~のメタファーで」などと言う訳知り顔の解説が付きそうですが、そんなの無視して、このバカバカしさにただただ笑っていいんですよね。「いい映画だったなぁ」とは決して思いませんが、久々に「何じゃこれぇ?」と、けたぐりを食った思いがしました。これも現代の映画では味わえない闇鍋映画です。
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