劇場公開日 1975年4月26日

潮騒 しおさい(1975)のレビュー・感想・評価

全13件を表示

2.5あの場面を見るための映画

2024年9月18日
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鑑賞方法:VOD

あの場面を見るための映画

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戌泊

4.5タイトルなし

2024年9月5日
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神保町シアターで鑑賞。
主演でいながら、出番の少ない百恵ちゃん。
私はいいから友和さんを…と、早くも奥ゆかしい賢妻のようですが、単に忙しすぎただけですね。
小悪魔キャラは百恵ちゃんのイメージではないし、友和さんは都会的すぎて役柄のイメージじゃないのに、ミスマッチ感でさえ強烈な印象にしてしまう。二人の勢いを感じます。
百恵ちゃんにはすでに妖しげな女の色気がただよいますが、友和さんの清潔な事!
百恵ちゃんの溢れ出る魔力を、友和さん清廉さが必死に留めているかのよう、まだ早いよと。
とにかく友和さんの美しさが際立ちます。
友和さんを初めて男性として意識したのは、潮騒の撮影中と、蒼い時に書かれてた気がしますが、この映画はまさに、われわれも百恵ちゃん目線で友和さんを見つめてしまう作品といえるでしょう。
恋に落ちる臨場感を味わってしまうのは、友和さんの魅力のせいなのか、百恵ちゃんの魔力のなせる技なのかは、解りませんが。
三島由紀夫が生きてたら、山口百恵をどう評したか。
今となっては、それが1番気になりますね。
ま、この作品に関しては三島先生も友和さんに釘付けでしょうが。
かつて山本富士子に初めて会った時、三島は「女性には大天才がいない代わりに、絶世の美女がいる」と感想を述べたそうですが、山口百恵という少女は、誰も解けなかった幸せの方程式を、いとも簡単に解いてしまう、人生の大天才だと見抜いたでしょうか。
原作はギリシア神話を題材としているそうですが、山口版潮騒は、美しい人間の青年に恋した女神の憂いと、女神を妻にする男の決意の物語です。
伝説から神話になった恋人達。
三島の千里眼は、そんな二人が演じた時、潮騒という作品が完成することを、見抜いていた気がするのです。

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こうた

3.00090 本作の百恵ちゃんは色っぽい

2024年7月18日
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鑑賞方法:映画館

1975年公開
なんでもある年の東宝の配給収入の半分を
百恵友和コンビで叩きだしたそうな。
そんなヒット作第二弾。
物語は退屈でしたが
後ろから映した百恵ちゃん(当然吹替)の
下着をババアが剥ぎ取り「これが男を知らん
処女の胸や」とエッチ疑惑を払拭するが
ホンマにわかるんか?そんなもん、と記憶する。
観客動員数は170万人。ゴジラ対ヘドラクラスね。
併映は和田アキ子主演の
「お姐ちゃんお手やわらかに」全然覚えていない。
ホリプロ東宝ラインナップでした。
60点
初鑑賞 1975年7月28日 セルシーシアタ

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NWFchamp1973

5.0山口百恵さんは

Mさん
2023年10月15日
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決して美人という感じではないが、とても魅力的。歌を歌うシーンがあるが、これがまたいい。三浦友和さんは、若い頃からかっこよかったんですね。
もし、三浦家で夫婦喧嘩したら、「潮騒ごっこ」かなんか言って、潮騒の一場面でも再現したら、すぐ仲直りできるのではないでしょうか。
お父さんが西郷どんのようでした。

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M

3.5昔の封建的な島でのアイドル作品。 でも、見応えはありました。

2023年9月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

昔の封建的な島でのアイドル作品。

でも、見応えはありました。

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カネナカ

2.5おこぜ

2021年1月10日
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2人の距離がとんとんと縮まって、恋愛映画のはずが2人の高まりや切なさがあまり伝わらない。演出が軽快で、BGMは少し現在ではキツい所。存在感を示したのは貧乏後家、初井言栄。信治のイニシエーションの話は社会弱者からの跳躍といったカタルシスになってしまう。引き締まった体に褌姿がよく映える。
逆に山口百恵は受け身に待つ人になってしまっている。焚き木のシーンで、初江が覚悟して性に積極的に切り返すのが見せ場の話。現代にキャラを再解釈すれば面白いかもしてぬ。
その焚き木であるが、想定外に性に遭遇するというシチュエーションが萌える所だった筈だが、男の視点で寝落ちから目を覚ます所をそのままつなげた方が良かったのではないかとも思う。

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Kj

4.5観的哨での裸の焚き火のシーンのエロチックさは、1964年の吉永小百合と浜田光夫のコンビに圧倒的に勝ります

2020年9月30日
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山口百恵16歳
三浦友和23歳
この二人のシリーズ第2作目

潮騒は4回目の映画化
吉永小百合と浜田光夫のコンビによる、1964年の作品は第2回の映画化でした

それと比べてどうか?
ハッキリ言って本作の方が上です

本作のハイライトである観的哨での裸の焚き火のシーンのエロチックさで、もう勝負がついています

山口百恵の不安げな表情と細く固い裸体が、このシーンの本質を見事に表現しています
吉永小百合ではこの作品の根底にあるエロシシズムは表現出来ていなかったのです

三浦友和の裸体もエロチックです
あっち方面の方々にも大変人気があったというのも納得の裸体です
大昔、女友達に無理やり連れて行かされたその種のショーパブに出演していた褌姿の美少年達を思い出しました

この肉体をみたなら、浜田光夫のなまっちょろい筋肉ではエロチックさ、そしてその先のギリシャ神話の世界にまで到達できるがわけないと理解できると思います

ですから、山口百恵と三浦友和のコンビによる本作が、吉永小百合と浜田光夫コンビよりも優れていると言い切れると思います

本作の方が優れているのは、もう一つあります
それは久保新治の母とみ役の初井言栄です
目を見張る名演技で本作を引き締めてくれました
この人、声優さんでもあって、「天空の城ラピュタ」で海賊ドーラのCVされています

他にもお春婆役の丹下キヨ子、漁船の頭役の花沢徳衛も素晴らしい仕事ぶりです

あまちゃんの由来は、吉永小百合の作品よりも、本作の方からの由来の方が強いと思います

ラストシーンのナレーション

少女の目には誇りが浮かんだ
遠い海での嵐の夜、自分の写真が男を守ったと考えたのである
しかしその時、若者は眉をそびやかした
あの冒険を切り抜けたのは、自分の力であることを知っていた

これは三島由紀夫の原作小説の最後の一文そのままです

そして沖に向けて走り去っていく、小さな漁船に乗る二人の姿を捉えたカメラが引いて行きエンドマークとなります
その姿はもう夫婦です

新治が傲慢だと言うことではなくて、自分も一人前の男になれた、妻をめとり養っていける島の男になれたとの自負を表現してあるのだとおもいます

少なくとも西河克己監督はその解釈でラストシーンを撮ったと思います

快い余韻が残りました

山口百恵と三浦友和の二人には、もうすでに5年後に結婚に至るケミストリーが微かに立ち上っています

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あき240

4.0百恵友和映画では一番好き

2020年9月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

三島由紀夫の青春ロマンスで、若手の登竜門となっていた。
焚火をはさんだシーンはよく出来ていて、エロティックさがとても健康的。
山口百恵と三浦友和のコンビ映画では一番好きかも。
今はこんな映画が作られなくなった。

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いやよセブン

3.0良きノスタルジック

2020年7月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

萌える

75年製作かぁ…古臭いんだろな。と思いきや、内容にノスタルジックさが増して、今観ても楽しめました!驚き!

一番、驚いたのが三浦友和がかっこいい…。
百恵ちゃんは世代じゃなくても、テレビでバンバン流れてるのでよく知っていましたが、意外にも若かりし頃の三浦友和は観るのは初で、相手役に選ばれるのも納得。
御三家?よりはるかにかっこいいのでは?40代ではすでにイケメン俳優枠に入ってなかったのが不思議。容姿が変わったからかなぁ。

ストーリーは田舎の格差恋愛がテーマで、昔ならではの慣習で両思いでもスムーズにいかないところが、かわいくももどかしい感じでした。
あまり深刻過ぎないので、観やすいです。
何で?こんな展開になるの??の忘れられない仰天シーンもありました。(みんな忘れられないみたい)

あと、安夫のあの行為は鳥肌もの。あれを簡単に許す風潮がおぞましいです。悪しき日本の感覚!

純愛と言うよりは、美男美女がひとめぼれし合って会話もないままに思いを深めていくので、安っぽい印象は否めません。ですが、狭い田舎での小さな格差でも結婚を許されなかったリアルがありました。
実際に人から田舎で起きた大恋愛を聞いて、素敵だなと感じたような気分でした。

でも、あのラストはなんだろう…?
急なナレーションに驚きました。不穏な種を撒いて終わった感じでもやもやしました。

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りりまる

2.0伊豆の踊り子を見て若かりし日の三浦友和と山口百恵にときめきこちらも...

2020年7月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

伊豆の踊り子を見て若かりし日の三浦友和と山口百恵にときめきこちらも鑑賞したんだけど、こちらはあまり良くなかった〜。2人の人気ありきっていう雰囲気が濃くて。。ちょっと凝った作りのアイドルのプロモーションムービーのレベル。時代が古いせいだからか付いていけない感覚がいっぱい。作中のBGMしかり、筋書きと関係ないサービスショット(海女たちの裸)しかり、うわー昭和のおっさんたちがお金儲けで作った映画やなあ!って引く要素満載だった。

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原っぱ

3.0全裸

2020年4月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年4月5日

#潮騒 (1975) 鑑賞

#山口百恵 文芸作品第2弾

Wikipedia見たら、同時上映が #和田アキ子 主演の #お姐ちゃんお手やわらかに という作品。どっちが人気があったのかな?

身分の違いを乗り越えて結ばれるというパターンですが、今回は波乱万丈が少なかった。有名なのは焚き火の前の全裸

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とし

3.5小説読むのが面倒で...

2014年11月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

三島由紀夫の小説を読むのが面倒で
かつ、百恵ちゃんが出てるので見ました。

あまちゃんや戸川純の好き好き大好きのPVやいろんなところでオマージュされている「その火を飛び越えてこい」のシーンが見れて嬉しかったです笑

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タテスジコ