sunday drive サンデイドライブ
劇場公開日:2000年2月26日
解説
中年のレンタルビデオ店の店長と、若いアルバイト女性の風変わりな逃避行を描いたコメディ。監督・脚本は「フレンチドレッシング」の齊籐久志。撮影を「流星」の石井勲が担当している。主演は、「完全なる飼育」の塚本晋也と「大いなる幻影」の唯野未歩子。16ミリ。
2000年製作/86分/日本
配給:ゼアリズエンタープライズ
劇場公開日:2000年2月26日
ストーリー
レンタルビデオ店でアルバイトをしている結次は、同じ店で働く真二と同棲している。ある日の夜、真二の浮気を知ってしまった結衣と店長の岡村。ふたりが気付いた時には、目の前に真二の死体が横たわっていた……。一度は警察に届けようと思ったものの、結局ふたりは翌日のキャンプの為に真二の兄から借りることになっていたワゴン車で逃避行を始める。「結衣は何もしていない。俺が結衣を守る」そう言いながら、実は結衣に秘かな想いを寄せていた岡村が走らせた車は、やがてキャンプ予定地の河原に到着する。そこで、結衣が出会った見知らぬ少女が加わって、岡村の作った焼そばを食べる3人。その光景は、まるで一家族の日曜の一コマのようだった。夜、岡村と結衣はワゴン車の中で結ばれる。その後も、新聞報道などを気にしながら逃避行を続けるふたりであったが、ある時、岡村の携帯電話に真二から電話が入った。真二は死んでいながったのだ。初めはそのことを結衣に内緒にしている岡村。だた、それがバレてしまい家に戻ることになる。しかし、真二の部屋に行ってみると、彼は同じ店員のみどりと寝ていたのだ。真二とみどりから金を巻き上げ、再び真二の兄の車を失敬して走り出す岡村と結衣。車中、ふたりはこれからの生活のことを考える。