新・高校生ブルース

劇場公開日:

解説

「高校生ブルース」に続き、柴田成人の原作「京子ちゃん心配しないで」を大映助監督の今子正義が脚本に当った。監督は「高校生番長 深夜放送」の帯盛迪彦。撮影も同作の喜多崎晃がそれぞれ担当。

1970年製作/83分/日本
原題または英題:The Forbidden Fruit
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1970年12月15日

ストーリー

童貞であることに厭気がさした、明星高校の椎名健次、岡田正樹、和島亘の三人は童貞を捨てようとするが、性の氾濫する現代でありながらそうやすやすと彼らの望みはかなえられない。先ずは行動だと新宿に出て積極的に女の子に声をかけてはみたものの、誰一人として彼らの誘いにのる女の子はいなかった。サービス・タイムの看板を頼りに、ソープランドに入ったものの所詮千円たらずの軍資金ではどうしようもなかった。椎名は学校一の美人で模範的な才媛のほまれが高い田村京子に、和島は英語の桐村教師に、岡田は家族の留守中、女中の美代にそれぞれアタックしていったが、結果は知れていた。彼らはたまり場である喫茶店ピエールに集まり額をつき合わせて相談したあげく、素人女よりも水商売の女にと方針を変えた。三人は服装を派手に整え、夜の新宿、キャバレー・アカプルコに現われた。意気上る三人は、ホステスを相手にいっぱしの遊び人を気どるが、そこで生活のためにアルバイトをしている同級生の相川サナエにあった。法外な勘定をふっかけられた三人を救ったサナエは、これを機に和島と急速に接近していった。岡田は夜の新宿で知りあった妖艶な中年女と一夜を共にし、椎名は京子を相手に苦戦していた。学園祭当日京子はテニスのクラス対抗に出場し、若鮎を思わせる京子が白球を追って右に左に駆けまわる姿を見た椎名は、童貞を捨てようとあせるよりも、自然な愛の高まりを待とうと決心し、心に誓った。

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