玄海つれづれ節

劇場公開日

玄海つれづれ節
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解説

北九州を舞台に、夫に蒸発された女性が仲間に助けられながら自立していく姿を描く。吉田兼好原作の『徒然草・第三八段』の映画化で、脚本は「オーディーン 光子帆船スターライト」の笠原和夫と下飯坂菊馬、兵頭剛の共同執筆。監督は「天国の駅」の出目昌伸、撮影は「ビッグ・マグナム 黒岩先生」の飯村雅彦がそれぞれ担当。

1986年製作/135分/日本
配給:東映

ストーリー

横浜、山岡家の女主人ゆきは、旅行鞄一つで邸から追い出されようとしていた。外国商品を扱う商社の三代目社長である夫・駿介が事業に失敗。数億円の負債を残して蒸発してしまったのだ。ゆきの前に、ケースワーカーが駿介が外で産ませた子・マサルを連れて来た。母親が急性の心臓病で亡くなり、駿介を頼って来たという。また、借金取り立て人、緑川月代がゆきに近づいてきた。月代の言葉で駿介が九州に行ったことを知ったゆきは、マサルと共に向かった。彼女は生まれ故郷のバタバタ横丁を訪れ、ハナエの家に身をよせることになった。テキヤのおもちゃ職人で同級生の竹田一平は、未だにゆきを慕い続けており、駿介探しを手伝うことになる。ある日、ゆきの前にサラ金の取り立て人が現われ、彼女をソープランドに売りとばしてしまう。だが、竹田の助けを借りて逃亡に成功。マサルの預金通帳を見つけたゆきは、それで借金の一部を返済した。ゆきの耳に、近くの銀映館という映画館の話が入ってくる。士地の顔役、松藤が、古い建物を壊し近代的なスーパーマーケットを建てるために、子会社のサラ金を使って立ち退き工作をやっているが、往年の夢をもう一度と願う銀映館の経営者、南條京太郎が応じないというのだ。ゆきは月代を映画プロデューサーに仕立て上げ、念願の時代劇を製作するということで南條から銀映館の権利書をだまし取る。そして、その権利書を持って松藤のもとに向かう。そのことを知った竹田は激怒。半分やけっぱちで月代と同棲を始める。そんな時、ゆきは夫の駿介と出会う。駿介は借金で蒸発したのではなく、人に頼られて働きバチのように働くことに嫌気がさして、逃げ出したのだと告白した。そして、今は福岡の大峯病院の理事長である俊江の庇護を受けているという。ショックを受けたゆきが得たものは、バタバタ横丁の人々の人情と、竹田と月代の友情であった。ゆきは松藤と南條に全てを打ち明け、銀映館の権利書は無事、南條のもとへ戻った。しかし、映画づくりに夢破れた南條は、町の人々に映画の前売券を買ってもらい、一日だけの満員の映画館でかつて自分が主演した時代劇を上映する。翌日、南條は銀映館の土地を大峯に売り渡し、姿を消した。ゆきは大峯俊江に会いに行く。俊江は駿介と正式に離婚することと、マサルを引き渡すことを条件に土地の権利書を渡すという。マサルと別れることはつらかったが、ゆきは離婚届けに判を押した。土地は暫く何もしないという約束で、松藤のものとなった。だが、翌日から工事が始まる。騙されたと知ったゆきは、松藤に掛け合うが出張とかで会わせてもらえない。ゆきを心配した竹田は、松藤のしきる賭場へ乗り込むが、八百長がばれ、腕を切られるか、家の権利書を渡すかと迫られる。月代と共に駆けつけたゆきは、自分の体を張って、バタバタ横丁を守った。

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映画レビュー

3.5北九州市若松が舞台

2020年5月31日
Androidアプリから投稿

時代は昭和末期の昭和60年です。
若戸大橋はまだ、歩いて渡れてます。
なんとも、少し懐かしい風景と、小百合さんの下着姿も拝めます。
昭和東映の下品でバイオレンスな、エッセンスもあり、1980年代、バブル前の時代にタイムスリップできる映画です。
それと、三船敏郎もで出ます。

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よしよし

5.0全員本気の熱気の凄さ

odeonzaさん
2019年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

  原作とする吉田兼好の随筆「徒然草・第三八段」は金や富、権力や地位、才能や名声に重きをおくは愚行、善悪ですら虚無とする達観した人生哲学である。出目監督の人望だろうか実に豪華、異色、芸達者な出演陣を集め、妥協を許さない骨太の東映・映画人たちが現代(といっても昭和だが)に具現化した力作である。 昭和の時代、訳ありのヒロインの故郷、北九州を舞台にショートカットの小百合ちゃんが男気あふれる一肌脱いだ快演を見せる。脇を固める助演陣の凄いこと、八代亜紀さんのキャスティング、単にファン層の取り込み狙いでなく、ともすれば優等生、大人の色気が懸念される小百合ちゃんの目眩ましの意図であえて女優を排したのだろうが芝居ができるのには驚いた、濃厚ラブシーンを受けただけでも特筆もの、おまけに劇中歌までサービスとくれば文句のつけようがない。風間さんは男臭さが程よくて出過ぎず引き過ぎず、多くの助演賞に輝く芸達者。黒澤映画の重鎮、三船さんは無法松を演じただけに小倉には縁が深い、単なる箔づけではないのであるが、さすがに出てくるだけでオーラが違う。チョイ役ながら草笛さんも持ち前の程よい色気と品格でやりての女理事長を嫌味にせず、いい味だしています。希林さんは小百合さんと3歳しか違わないのに老け役の天才、面目躍如。単に筋を追うのではなく多彩なエピソードを重ねて広げて伏線回収、一件落着では終わらない幕引き際の余韻、場数を踏んだプロの仕事とはこういうものだったのか・・・。世代ギャップはあるでしょうが、軟な今風映画に飽きたら温故知新に如何でしょう。

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odeonza
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