激突!若大将

劇場公開日:

解説

草刈正雄・若大将シリーズ第二作目。今回はアイスホッケーのエースとなった若大将の活躍を描く。脚本は「パリの哀愁」の田波靖男、監督は「はつ恋」の小谷承靖、撮影は「陽のあたる坂道(1975)」の上田正治がそれぞれ担当。

1976年製作/88分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1976年5月29日

ストーリー

若大将こと梅野正三は老舗のとんかつ屋「梅長」の跡取り息子で京南大学アイスホッケー部のエース。そのホッケー部が強化合宿の費用を捻出しようと、ホッケー部主催のフォーク・コンサートを計画した。ところが、当日、出演予定のフォーク歌手が、急病のため来られなくなった、とレコード会社のディレクターの山川たまさが謝りに来た。正三が舞台に出て自作自演の歌を披露したところで後の祭り、会場にいる宿敵・青大将が、この時とばかりに騒ぎ出したので大混乱、合宿費用どころではなくなった。途方に暮れた正三は、恋人の鮎子とデートしてもちっとも楽しくない。そんな時、たまきが正三を訪れて来た。コンサートで偶然聞いた正三の歌をレコード化したい、と申し込んで来たのである。一度は断った正三だが、合宿費用として二百万円の前借りを条件で承諾した。それから間もなく、アイスホッケーのユニフォーム姿の正三のポスターが街角を飾った。合宿は軽井沢で行なわれた。ところが突然、あのポスターがアマチュア規定に触れる可能性があるために、結果がでるまでは謹慎せよ、とホッケー連盟より通達があった。正三はポスターの撤収をたまきに頼み込んだが断わられる。鮎子は、連盟に顔のきく父を待つ青大将に「君が恋人になってくれれば、若大将の処分は取り消してやる」と言葉巧みに持ちかけられ、仕方なく申し出を受け入れた。やりきれなくなった正三は、ひとり北海道へ渡った。やがて、査問委員会は、正三の出場を承認した。正三の妹の志津子の計らいで、たまきがポスターの撤収を約束したからだ。ところが、青大将は、これを自分の手柄だと吹聴し、鮎子にデートを迫った。そこで鮎子は、正三の手紙から彼が札幌にいるのを知っているので、北海道旅行をしたいと青大将に告げた。札幌に着くと鮎子は青大将を放っておいて、スケート場を探し回った。そしてついに正三を見つけた時、彼女に追いついた青大将が襲いかかった。悲鳴をあげる鮎子。その声を聞きつけた正三が青大将を殴りつけ鮎子を助けた。そして、鮎子から試合の出場が可能になった事を聞かされた。試合は今日だ。青大将はせめてもの罪ほろぼしにと消防車を奪い取り、三人はそれに乗って飛行場へかけつけ、試合会場の東京へ一路向かった。

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映画レビュー

2.5こりゃ厳しいぜ!若大将!

2022年2月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

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しゅうへい