激殺!邪道拳

劇場公開日:

解説

空手道場の師のあだをうつため同僚と対決。瀕死の重傷を負うが、不思議なタイ娘の神秘的な笛の音と電気メカ治療によって、サイボーグとなり活躍する主人公を描く。脚本は「犬神家の一族」の長田紀生、監督は「東京ふんどし芸者」の野田幸男、撮影は「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」の勝木勝夫とマス小野がそれぞれ担当。

1977年製作/94分/日本
配給:東映
劇場公開日:1977年2月11日

ストーリー

少年時代を武闘家・陳坤漢に育てられた無音笛は、陳を父親のように思っていた。陳師は、恵まれない孤児や貧民窟の子供たちのために、私財を投げうってバンコック郊外に空手道場を開いていた。数年後、修業と鍛練の日々を送った無音笛は、同僚サムソンとともに、陳の高弟子として道場を盛り上げていた。そんなある日、陳は、サムソンの手にかかり殺されたのであった。師を殺したサムソンを追いつめた無音笛は対決を迫った。しかし、麻薬を使うサムソンの肉体は限りなく強く、無音笛の技も及ばなかった。無音笛は瀕死の重傷を負ってしまった。意識を失った無音笛は、数カ月後、不思議なタイ娘・梨花に救われ、神秘的な笛の音と奇妙な電気メカ治療で奇跡的に体力を回復する。その頃、バンコック市内では、麻薬シンジケートが暗躍していた。麻薬捜査官の小金は、ボスの正体を探るためシンジケートに潜入していた。しかし、麻薬を買い付けに来た大金を助けたことから身元がバレてしまう。小金によって一死を報いた大金は、小金の母親のもとで傷をいやした。そして、その時、二人が兄弟であることがわかる。一方、サムソンを追う無音笛もアジトを探り市内へとやって来ていた。数日後、無音笛が復讐を誓った時、電気マシンが、筋肉と反射神経を刺激し、彼を異常な肉体のもちぬしにする。そして、凶器と化した腕や脚は、麻薬シンジケートのボス・サムソンとその一味を超人的な闘技でやっつけるのであった。そして、アジトを探り出した無音笛と小金は、ここで以外な事実を知った。それは、死んだはずの陳が実は、シンジケートの大ボスとして生きていたのである。だまされていたことに気がついた無音笛は、サムソン、それに恩師であった陳に怒りの鉄拳を浴びせる。もはや無音笛が無敵となった時、彼の心臓と脳は激しいショックに絶えきれない程犯され、秘薬の常用を免れなくなっていた。

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