黒の天使 Vol.1
劇場公開日:1998年5月30日
解説
復讐に燃える女ヒットマンの姿を描いたノワール・ムード漂うアクション活劇。監督・脚本は「GONIN2」の石井隆。撮影は佐藤和人。主演は「パラサイト・イヴ」の葉月里緒菜、「陽炎3」の高島礼子。98年シアトル国際映画祭正式出品作品。
1998年製作/106分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1998年5月30日
ストーリー
一光は6才の時に暴力団の内部抗争に巻き込まれ、目の前で親を殺される。安田と黒の天使と呼ばれた女ヒットマン・魔世に助けられアメリカへ渡った一光は、数年後復讐心を胸に帰国。魔世を慕う一光は、自らも黒の天使と名乗り行動を開始する。復讐の相手、野木は一光の父親の跡目を継いで、今や黒社会を牛耳るまでの存在になっていた。だが、義理の姉である千明が野木の愛人に、そして命の恩人であり理想の女性であった魔世が麻薬漬けにされた挙げ句、野木の情婦に身を堕としていることを知り、一光は大きなショックを受ける。しかし、そんな魔世に失望しながらも、一光は野木への復讐を開始する。その姿に心を打たれた魔世は、麻薬や野木と手を切り、一光を守ることによってかつての自分を取り戻そうとする。