クレージーの怪盗ジバコ
劇場公開日:1967年10月28日
解説
北杜夫の小説『怪盗ジバコ』(文芸春秋社刊)を、「南太平洋の若大将」の田波靖男と、市川喜一が脚色し、「クレージー黄金作戦」の坪島孝が監督したコメディ。撮影はコンビの内海正治。
1967年製作/110分/日本
原題または英題:Monsieur Zivaco
配給:東宝
劇場公開日:1967年10月28日
あらすじ
人相、年齢、国籍不明の国際的大怪盗ジバコが、予告つきで日本にやってきた。何しろ、ゴリラからマリリン・モンローまで化けることが出来、その上、いかなる錠前もあけることが出来るという怪盗で、世界各国の銀行を破産させること百三十八回、内閣を総辞職に追い込むこと三回、そのために更迭させられた警視総監はその数を知らず、という経歴の持主だから、警視庁が色めきたったのも当然だった。やがて警官が待機する空港に下りたジバコは、鈴木刑事に変装して消えてしまったが、警察に捕ったのは本物の鈴木刑事で、彼はそのためクビになってしまった。同じ日、日本に観光団を装って来た男たちこそ世界を股にかけて悪事を働く窃盗団W・C・W・C一味だった。ジバコは明智少伍郎ら捜査陣に、日本民族の遺産たる美術品を盗むと予告した。そんな出来事の中で、東西観光の社長秘書ナナは、ひょんなことからジバコと一夕を共にし、その写真を新聞に発表して有名になった。ジバコもナナにはいつにない感情がわいてくるのを覚えるのだった。ジバコは狙う獲物のあるやまと美術館に忍び込み、義経の黄金の太刀を見て驚いた。それは偽物だったのだ。ジバコはその時初めて窃盗団の存在を知ったのである。名誉を傷つけられて憤然と立ち上ったジバコはW・C・W・C一味を粉砕すべく、鈴木に協力を申入れた。名うての悪党ぞろいのW・C・W・C一味も変幻自在のジバコにはかなわず、鈴木の活躍もあって一網打尽にされた。ジバコはそれが済むと、いつか愛しあうようになったナナを連れて再び国外に去って行った。
スタッフ・キャスト
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怪盗ジバコ植木等
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怪盗ジバコ谷啓
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怪盗ジバコ犬塚弘
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怪盗ジバコ桜井センリ
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怪盗ジバコ石橋エータロー
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怪盗ジバコ安田伸
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怪盗ジバコハナ肇
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怪盗ジバコアンドリュウ・ヒューズ
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怪盗ジバコR・バルボン
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明智少伍郎ハナ肇
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鈴木次郎谷啓
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中塚犬塚弘
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老婆桜井センリ
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大池の秘書の男石橋エータロー
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姫野ナナ浜美枝
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眉田洋子豊浦美子
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警視総監東野英治郎
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大池進藤英太郎
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南小路柳谷寛
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アルカ・ホネアンドリュウ・ヒューズ
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ウナ・ギーメシハンス・ホルネフ
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ケーリンジャー桐野洋雄
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レロレロ・ヘブンR・バルボン
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アナスキー草川直也
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右翼の大立物左卜全
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担当大臣藤田まこと
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芸者安藤孝子
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工員立川談志
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ゴーゴーを踊る娘山本リンダ
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タクシー運転手広瀬正一
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東西観光人事部長佐田豊
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記者宇野晃司
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女性歌手木の実ナナ
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警官小川安三
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警官鈴木和夫
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警官加藤春哉
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警官人見明
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警官安田伸
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警官青島幸男
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