グループ魂のでんきまむし

劇場公開日:

解説

劇団"大人計画"から生まれたコント・トリオ"グループ魂"の、はちゃめちゃな日常を描いたナンセンス・コメディ。監督・脚本は「虎」の藤田秀幸。撮影を関口太郎が担当している。主演は、『ニュースの女』の村杉蝉之介と「ワンダフルライフ」の阿部サダヲ、「愛の新世界」の宮藤官九郎。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。

1999年製作/119分/日本
配給:スローラーナー
劇場公開日:1999年6月5日

ストーリー

お笑いトリオ"グループ魂"を結成した破壊、暴動、バイト君の3人組。ところが、何をやっても間が悪いボケのバイト君はふたりにいじめられてばかりだ。そんなある日、3人にテレビのレギュラーのチャンスが訪れる。しかし、それには誰かがセクハラ・プロデューサーの生け贄にならなくてはならない。結局、バイト君が生け贄となりレギュラーをゲットすることが出来るも、これが原因でバイト君はふたりと決裂。グループ魂はコンビとしてテレビに出演し、大成功を収めることになる。だが、やがて暴動はバイト君への罪悪感に苦しみ始め、巻き添えを食うことを恐れた破壊は、付き人のイグチを使ってバイト君を見張らせるのであった。一方その頃、すっかり人間不信に陥っていたバイト君は、謎のフォークグループ『モリノイカリ』に参加して"地球に優しい"生活を送っていた。しかし、そのグループは裏切り者の人肉を喰らう恐ろしい集団だったのだ。秘密を知ったバイト君はメンバーによって捕らえられてしまうが、イグチの知らせで駆けつけた破壊と暴動のお陰で救われる。こうして、仲直りした3人はトリオとしてグループ魂を再結成。リーダーに昇格したバイト君は----、やっぱり名ばかりのリーダーとして、ふたりにこき使われるのであった。

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