悪魔の手毬唄(1977)

劇場公開日

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解説

古い因習と二大勢力、仁礼家と由良家の対立する鬼首村に次々と怪奇な連続殺人事件が突発するという横溝正史の同名小説の映画化。脚本は久里子亭、監督は「犬神家の一族」の市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。

1977年製作/144分/日本
原題:A Rhyme of Vengeance
配給:東宝

ストーリー

古い因襲に縛られ、文明社会から隔離された岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村(オニコベムラ)。青池歌名雄は、葡萄酒工場に勤める青年。歌名雄には、由良泰子という恋人がおり、仁礼文子もまた、歌名雄が好きであった。この由良家と仁礼家は、昔から村を二分する二大勢力であった。しかし、二十年前に、恩田という詐欺師にだまされ、それ以来由良家の、勢いはとまってしまい、逆に仁礼家が前にもまして強くなった。その時、亀の湯の源治郎、つまり歌名雄の父親が判別のつかない死体でみつかった。この事件を今も自分の執念で追いかけているのが磯川警部。磯川は、ナゾをとくために、金田一耕助に調査を依頼する。金田一は、最初に恩田と特にかかわりがあった多々良放庵に会う。その頃、村では大騒ぎ。というのも、別所千恵が、今では人気歌手・大空ゆかりとなり、今日はその千恵の里帰りの日であった。その晩、千恵の歓迎会の時に、第一の殺人事件が起きた。泰子が何者かによって殺されたのだった。そして、泰子の通夜の晩、葡萄工場の発酵タンクの中に吊り下げられて死んでいる文子を発見。この二つの殺人事件には、この地方につたわる、手毬唄の通りに行なわれていることを金田一は発見。そして、文子の通夜の晩、犯人は、千恵に入れかわっている里子を殺してしまう。この犯人は、青池リカで、里子は、母親が犯人であることを知り、千恵の身がわりになったのである。金田一の捜査により、恩田と源次郎は同一人物であることがわかる。そして、恩田=源次郎は、千恵、泰子、文子の実の父親であった。リカは、それらの娘たちと血のつながる歌名雄をいっしょにできないと思い娘たちを殺してしまったのである。リカは、犯行を自供後、沼に入って自殺を測る。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第1回 日本アカデミー賞(1978年)

ノミネート

監督賞 市川崑
主演女優賞 岸惠子
助演男優賞 加藤武
助演男優賞 若山富三郎
技術賞 村木忍
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映画レビュー

4.0金田一さん、未然に防げないね

talismanさん
2021年8月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

犬神家と同じかそれ以上にいいと思いました。笑える部分もある獄門島も悪くありませんでしたが、この作品が3作品の中では濃度と悲劇性が一番強いように思えました。家の因襲ではなくて一人の男性をめぐる愛憎と弱みを握られた辛さがポイントになってるからかも知れません。

山村の映像と音楽が美しかった。愛憎の気持ちも子どもへの思いも我慢していた悔しさも岸惠子が素晴らしく演じていました。彼女を大事に思っている若山富三郎もとても良かったです。大人の映画でした。

なぜ公ちゃん?ジャニーズ大先輩は演技に問題ありで残念でした。

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talisman

4.0【市川崑監督、石坂浩二金田一耕助シリーズ第二弾。「犬神家の一族」程のインパクトはないが、民俗学の色合い及び哀しき殺人者の動機など、惹かれる作品。】

NOBUさん
2021年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

怖い

知的

難しい

ー 世に名探偵と言われる探偵は、多々いる。
  ”ファイロ・ヴァンス””シャーロック・ホームズ””ポアロ”そして”金田一耕助”・・。
  皆、殺人を止める事は出来ていない。
  犯行後、”しまった!”と言って現場に駆け付け、犯人を推理するが、犯人の方が先手先手を取  り、犯行を重ね、最後は犯人自ら命を絶つ。
  若い頃は、”全然、名探偵ではないではないか!”と思いつつ、上記”名探偵”の作品は、ほぼ全て読み漁った。
  何が言いたいかと言うと、名探偵真犯人、後追いの”推理小説”は万民に受け入れられるという事である。
  であるので、今作を含めた金田一シリーズは、私は好きである。ー

■感想
 ・キャスティングで、誰が犯人かが分かってしまう、”安心感”。
 ー 金田一映画シリーズの特長である。ー

 ・土俗性、(今作では、老婆が歌う手毬唄)の巧みな使い方。

 ・キャラクターの多さ及び、複雑に入り組んだ人間関係。隠された血縁関係。

 ・お決まりの石坂”金田一”の頭を掻きむしったあとのフケを含めたお決まりの仕草。

 ・大仰な音楽。

<年齢的に、リアルタイムで映画館で観た事はないが、”お決まり感”と、残虐描写。
 そして、後手後手の金田一耕助名監督の推理。
 凄く、貶しているようであるが、これらを丁寧に描く市川崑監督の映画作りが良いのである。
 そして、現在では物故者が多くなってしまったが、”昭和”の名役者さんたちの姿。
 今作で言えば、リカを演じた岸恵子さんは別格として、若山富三郎さん、仁科明子さん、草笛光子さん、大滝秀治さん、シリーズ常連だった”そうか、分かった!”加藤武さん、常田富士男さん・・。
 豪華なキャスティングである。
 当然、物語も、オモシロイのである。>

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NOBU

3.0第二弾

2021年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

鬼首村で起きる連続殺人事件に金田一が挑む。
若山富三郎と岸恵子が新たに登場する。
もう少し早く犯人を見つけないとなぁ。

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いやよセブン

5.0手毬歌の出来が大変に素晴らしく、人形が毬をつくシーンでの使われ方は、前作の湖面から足を逆さに突き出したビジュアルに勝るとも劣らないインパクト

あき240さん
2021年1月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

金田一耕介の登場する映画は沢山あります

市川崑監督で石坂浩二主演の作品は6作品あります

1976年10月 犬神家の一族
1977年4月 悪魔の手毬歌(本作)
1977年8月 獄門島
1978年2月 女王蜂
1979年5月 病院坂の首縊りの家
2006年12月 犬神家の一族

2006年の作品を除けば、まるで寅さん並みの短いサイクルで撮られていることがわかります
しかし内容は非常に濃く手抜きは一切ありません

本作はその第2作になります
前作が大ヒットしたのですから、当然次回作を出すのは当たり前です
幸い原作は沢山あるのですから、シリーズ化は当然という流れです

第1作は角川春樹事務所が製作でしたが、本作は東宝の製作です
角川が金を出さなくても東宝の企画でやる
むしろ東宝だけでやりたい
大ヒット確実なのですから、資本回収の旨味もまた確実に大きい
当然のことです
角川も金を出さなくても、東宝が勝手にどんどん映画にしてくれる
文庫本のプロモーションをただでやってくれるのですからウハウハです
いまさら金をだす必要もない
むしろその資金は、この横溝作品の成功パターンを自社が刊行している他の作家でも試みたい
それが森村誠一の「人間の証明」となるわけです

さて本作
前作の雰囲気を極力維持しており納得の作品です
音楽は大野雄二から村井邦彦に変更
タイトルの手毬歌が、本作を成功するも、失敗するにも、この歌の出来不出来にかかっています
ですからこれも納得の布陣です

この手毬歌の出来が大変に素晴らしく、人形が毬をつくシーンでの使われ方は、前作の湖面から足を逆さに突き出したビジュアルに勝るとも劣らないインパクトがありました

主要登場人物も前作から継承されて安心感、安定感があり満足感も大変に高いものがあります

日本映画のオールタイムベストの上位にランクされて当然です

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あき240
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