劇場公開日 1997年12月27日

「映画史上一番怖い。」CURE 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.5映画史上一番怖い。

2025年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今まで観た映画の中で一番怖い。
観てたら自分も高部や間宮の催眠にかけられたような
気がして見終わったあととても怖くなる。
夜観ない方が良い。

伝道師と言うのが一つのキーワードで
間宮は後継者を探していたようにも思う。
催眠をかけながら自分とは同等あるいはそれ以上の
存在を探していたように思いました。
それが高部だった。
役所広司さんのキレる演技はいつみても天下一品、
とても怖くて底が知れない感じが
伝道師としてピッタリだったと思う。
ラストまで素晴らしかった。

萩原聖人さんの、最期まで謎の青年だった間宮も
とても気味が悪く
この映画の恐ろしさの一役を十分に担ってたと思います。

黒沢清監督作は自分にはあまり合わないイメージだったけど、謎のカットや考察する部分が多々あり名作と言われる
意味が分かりました。
ポンジュノ監督が好きな日本映画3作に入れてたけど、
好きそうだなぁと思いました。
ポンジュノ監督でソンガンホ、役所広司のW主演が観たいです。

奥嶋ひろまさ
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