木と土の王国 青森県三内丸山遺跡94

劇場公開日:

解説

野球場の建設予定地に出現した青森県三内丸山の縄文遺跡からは、5500年から4000年前の土器が数多く出土し、世界最古の朱漆塗りの木製品やヒスイ、活発だった交易を証拠づける舟の櫂、そして他では見られない大きな縦穴式住居などが次々と発見されている。それらは、5000年前の青森が自然条件に恵まれ、人口、文化、経済の集中地として栄えていたことを示していた。カメラはそんな発掘現場に潜入し、発掘作業に勤しむ地元のおばちゃんたちの姿や、復元される出土品などを克明にフィルムに収めていく。監督は小川プロダクションを経て、93年度本誌文化映画ベストテン第1位に輝いた「小さな羽音 チョウセンアカシジミ 蝶の舞う里」を演出した飯塚俊男。現在、本作に引き続き「縄文映画」を製作中。第33回日本産業映画・ビデオ賞(教育部門)受賞。95年度キネマ旬報文化映画ベストテン第5位。

1995年製作/58分/日本
配給:BOX東中野
劇場公開日:1995年6月24日

ストーリー

※ドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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スタッフ・キャスト

監督
演出助手
阿部ひろ子
撮影
原正
音楽
広瀬量平
録音
菊池信之
語り
高橋克彦
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