北国の街

劇場公開日:

解説

富島健夫の原作“雪の記億”を「学園広場」の倉本聰が脚色「花咲く乙女たち」の柳瀬観が監督した青春もの。撮影は「噂の風来坊」の柿田勇。

1965年製作/92分/日本
配給:日活
劇場公開日:1965年3月20日

ストーリー

新潟県十日町は絹織物の町として昔から有名だった。小島海彦はその町の近く小千谷の高校に通学していた。父公平はこの町の伝統芸術を継ぐ手織職人だが、年々若い者が貧しい生活を嫌って東京へ出ていき、後継者がいなくなるのに頭を痛めていた。ある日海彦は通学の汽車の中で可憐な女学生雪子に会い、強く心を魅かれた。雪子はこの町の医者・志野の娘で小千谷の女子高校に通い、東京の女子大に入るのが夢だ。そんな雪子を恋する男は多く、海彦の同級生で札つきの不良藤田や、その兄貴分和田も例外ではなかった。しかし藤田はふとしたことで海彦と男の友情で結ばれ、今は海彦と雪子の仲を温い眼で見守るようになっていた。やがて新潟県高校実力テストの日がやってきて、海彦も雪子らと共に試験に参加した。が、ちょうどそのころ雪子に横恋慕する和田は、自分を裏切った藤田に決闘を申しこんだ。当日そんなこととは知らず海彦は、雪子に呼ばれていった彼女の家で、狂おしい抱擁を交していたし神社の境内では、すでに決闘が始っていた。藤田側は五人、和田側は二十人。大乱閥の末、和田側の生徒が一人刺された。事件は新聞にも報道され、海彦も取調べを受けた。しかし海彦は自分のアリバイを証明しようとはしなかった。雪子の“愛々”を犠牲にしたくなかったのだ。がそのさなか海彦の父・公平が死んだ。町の長老たちは、次々に手織の絹を棺にかけて公平の死を悼んだ。その夜海彦は雪子が自らアリバイを証明したことを知った。今では親友となった藤田も故郷に残って手織りを習うといいだした。海彦の心は決った。信濃川のほとり、上京する雪子に別れをつげた海彦は藤田と共に立派な手織職人になることを誓った。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0観てて心は踊らないが、若さと、昭和30年代は感じられた

2021年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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KEO