岸和田少年愚連隊 野球団<岸和田少年野球団>

劇場公開日:

解説

70年代の岸和田を舞台に、野球で結ばれた悪ガキたちの友情を描く、人気コメディ・シリーズの第4作。監督は「なで肩の狐」の渡辺武。中場利一の原作を基に、「たどんとちくわ」のNAKA雅MURAが脚本を執筆。撮影を「GTO」の浜田毅が担当している。主演は、映画初出演の人気お笑いコンビ、ココリコの遠藤章造と新人の小野浩史。スーパー16ミリからのブローアップ。

2000年製作/94分/日本
配給:ドラゴン・フィルム=セディックインターナショナル
劇場公開日:2000年7月7日

ストーリー

1983年、大阪・岸和田。冴えない日々を過ごすガスは、ある日、たまたま読んだ新聞に少年時代一緒に野球をやった友人・隆二の名前を見つける。それは、飛行機事故による死亡記事だった……。1970年、冬。ガスは、叔父のカズオとジィやんの「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉に乗せられ、悪ガキのリイチらと共に”岸和田ロマンズ“なる野球チームを組まされる。しかし、実はカズオたちは少年野球を利用した賭博を目論んでいたのだ。そんなこととは知らないガスたち。初めは面倒くさそうにしていたものの、ナイスバディなマネージャーさまの参加で俄然やる気を見せ、やがて野球の魅力に取り憑かれていった。ある日、ガスは東京からの転校生で本ばかり読んでいる隆二が意外にも野球が好きでピッチングの腕もいいことを知り、個人レッスンを依頼する。体が弱く母親に野球を禁止されていた隆二はその申し出を嬉しそうに受けてくれ、そしていつしかふたりは強い友情で結ばれるのであった。ところが、そんな楽しい日々も束の間、宿敵・サダがガスたちに試合を申し出てきた。サダとの決着をつけるべく、試合に臨むロマンズの面々。ガスは、その試合で隆二をマウンドに立たせてやる。果たして、隆二の活躍でロマンズは快勝。その後、ガスは手術の為に東京へ帰ることになった隆二と、いつか再会したらもう一度キャッチボールをしようと、ミットとグラブを交換し別れたのであった。それから13年、ガスは交換したグラブを手に感傷に浸っていた。ところが、新聞記事は誤報で隆二が岸和田に帰ってきたのである。こうして、再会を果たしたふたりは13年前の約束を果たすべく、河原でキャッチボールに興じるのであった。

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