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劇場公開日:

解説

50年振りに再会し、ふとしたことから肉体が若返ってしまった老男女のロマンチックな冒険を描くラブ・ストーリー。脚本は新人のぜんとうひろよと「びんばりハイスクール」の鈴木則文の共同執筆。監督は新人の小久保利己。撮影は「秘悦の肉奴隷」の喜久村徳章がそれぞれ担当。

1991年製作/98分/日本
配給:東映クラシックフィルム
劇場公開日:1991年5月11日

ストーリー

一九四一年、鉄雄とスミは想い合っていた。ある日、鉄雄はスミに大事な話があるので神社に来てくれという。しかし、スミは約束の場所へ行く途中、交通事故に遭ってしまい、それによって二人の運命は狂ってしまう。50年後の一九九〇年、別々の人生をたどっていた鉄雄とスミはひょんな事から再会する。二人はいがみ合いながらも思い出の神社に向かい、そこでおみくじをひいたことから、鉄雄とスミは20代の若者の肉体に戻ってしまう。そして、失った過去を取り戻すかのように街へ繰り出す二人。そしてスミの前に、死んだ夫・憲一郎とうりふたつの孝昭が現れる。それは50年前と同じような出会いだった。一方、鉄雄もやはり死んだ妻・美津子とうりふたつの夏江と出会う。それによってケンカしてしまい離れ離れになってしまう鉄雄とスミ。そんなとき、鉄雄はスミの孫娘の美雪がヤクザに追われているところをスミと間違えて助けるが、スミが美雪とうりふたつであることから、今度は二人が追われるハメになる。突如そんな二人の危機を助ける孝昭と夏江。実はそれは憲一郎と美津子の幽霊だったのだ。彼らは鉄雄とスミに人生に悔いを残さないようにと告げて消えていく。そして、結局もとの肉体に戻り、残り少ない人生を二人で生きていく決心をした鉄雄とスミは、50年の歳月を得てようやく結ばれるのだった。

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