女渡世人
劇場公開日:1971年1月23日
解説
「緋牡丹博徒」に続く藤純子の新シリーズ第一作。脚本は本田達男。監督は「札つき博徒」の小沢茂弘。撮影は「日本女侠伝 鉄火芸者」の古谷伸がそれぞれ担当。
1971年製作/90分/日本
配給:東映
劇場公開日:1971年1月23日
ストーリー
時は大正の終り信州。生き別れの母を探し求めながら渡世修業の旅を続ける妻恋いお駒は、渡世の義理で大薮組親分を斬ってしまった。やがて小諸十六島一家の賭場に足を踏み入れたお駒は、そこで幼ない娘お夏を連れた流れ者筑波常治と知りあった。賭場を出たお駒は、後を追ってきた大薮一家の男たちに襲われ、その窮地を常治に救われた。常治がわらじをぬいだ十六島一家と、野沢一家のでいりはその夜のことであった。一宿一飯の義理のために死を覚悟した常治は、長野から三里ほど入った山の中にある鹿教井温泉の猿渡屋の祖父母のもとに、お夏を届けてほしいとお駒に頼んだ。鹿教井温泉の湯元の利権は、昔から猿渡屋、鹿の湯、鳴沢屋の三軒の旅館が握っていたが、今、二年後の鉄道開通に目をつけた博徒石渡組によって鳴沢屋は乗っとられ、残った旅館にも圧力が加えられていた。石渡組の魔手はお夏にも伸び、人質になったお夏を救うためお駒は単身石渡組に乗りこんでいった。無事お夏を救いだしたものの、お駒の後を追ってきて石渡に身をよせた大薮一家の身内のために、猿渡屋は焼かれ、善兵衛らは斬られてしまった。お駒は、急を聞いて駆けつけた常治と、喧嘩支度に身を整え石渡組に殴りこんでいった。二人のドスと拳銃は石渡を倒したが、ひそんでいた子分の放った銃弾が常治の胸を貫いた。
スタッフ・キャスト
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妻恋いお駒富司純子
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猿渡屋善兵衛北村英三
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猿渡屋おたみ夏川静江
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お夏斎藤浩子
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お滝木暮実千代
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花田活次芦屋雁之助
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こずえ水森亜土
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石割蔵造遠藤辰雄
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鬼連武市汐路章
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黒尾有川正治
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金光国一太郎
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万力常広瀬義宣
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庇平川谷拓三
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墓守安平沢彰
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螢の銀次木谷邦臣
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大薮堀正夫
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八木沢丘路千
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荒畑林彰太郎
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赤川宍戸大全
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蛭田阿波地大輔
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北枕の鉄高並功
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独り寝の常秋山勝俊
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牛沼村居京之輔
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波多野香月涼二
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勘次北川俊夫
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お米東龍子
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昌平白木みのる
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内儀京町一代
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内儀の娘浅松美紀子
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吾助小峰一男
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おろく牧淳子
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お仙丸平峰子
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鹿の湯屋市川裕二
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和泉屋蓑和田良太
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白雲荘疋田泰盛
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茶屋のおかみ岡島艶子
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温治客那須伸太朗
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新婚の男正司玲児
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新婚の新妻正司敏江
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回想の中の嵐子古城門昌美
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猩々白川浩二郎
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あばた笹木俊志
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いんけつ毛利精二
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ハッパ寅加藤匡志
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念仏松田利夫
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回想の女衒矢野幸男
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筑波常治鶴田浩二