オリオンの殺意より 情事の方程式

劇場公開日:

解説

財力で人を抑えこもうとする保守的なエゴイストの父を殺そうとする若者の姿を描く、勝目梓原作小説の映画化。脚本は「順子わななく」のいどあきお、監督はこの作品でデビューした根岸吉太郎、撮影は「さすらいの恋人 眩暈(めまい)」の森勝がそれぞれ担当。

1978年製作/73分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1978年6月3日

ストーリー

敏彦の父・浩三は、宝石商を営み、財力で人を抑えこもうとする保守的なエゴイストであった。それゆえに敏彦の母・燎子も、浩三の横暴さに耐えられず離婚する。それ以来敏彦は浩三に反感をもった。やがて浩三は、若く美しい麻子を後妻に迎える。敏彦は麻子へ思慕の情を抱きながら、浩三ヘの復讐の機会をうかがう。敏彦は麻子が時々、黙って外出する事に不信を抱き、彼女を尾行した。そして、麻子が昔の恋人の北畠とモーテルで密会していることを突きとめる。数日後、麻子が日記を盗み読んでいることを知った敏彦は、日記を利用して彼女を操り、浩三を殺させようとするのだった。敏彦が浩三を殺すと綴られた日記を読んだ麻子は、北畠を呼びだし、浩三を殺すように頼む。翌朝、浩三の死体が発見され、北見と麻子は逮補された。そんな二人を見つめながら、敏彦は復讐を遂げた喜びをかみしめるのだった。

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