「車寅次郎はつらいよ」男はつらいよ どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
車寅次郎はつらいよ
記念すべき第一作目の4KリマスターがBSで放送されたので、録画しておきました。我が家のTVモニターが4K対応ではないので、実感として 映像が改善されたかどうかが よくわかりませんでした。
今作は、不細工な寅次郎(渥美清)の 顔のアップが多くあり、美人な妹 さくら(倍賞千恵子)の表情も かなりピックアップされています。
おばちゃんも若いです。
出目金と あだ名を付けられた冬子と京都で再会してから、寅次郎の恋と同時進行で 諏訪博(前田吟)と さくらの恋のエピソードに突入するのでありました。
「結構毛だらけ 猫灰だらけ ケツの周りはクソだらけ」や「カエルのションベン」など下品な言葉が沢山出てきますが、映像は上品でございます。
「♪殺したいほど惚れたけど、指も触れずに別れた…」寅次郎の失恋、この後も 嫌ほど繰り返すことを思えば、涙が止まらなくなります。
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どん・Giovanniさんのコメント
2024年10月10日
カルヴェロさん コメントありがとうございます。
一緒に乗ってしまうほど、駆け落ちするほど、想っていたということなのでしょうね。
無賃乗車して大丈夫かな、などと野暮なこともよぎりました。あの時代の料金システムについては詳しくないのですが、きっと博があとから二人分払うから良いのでしょう。と、観ながら心の中で思ったりしました。