劇場公開日 1969年8月27日

「車寅次郎はつらいよ」男はつらいよ Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0車寅次郎はつらいよ

2024年10月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

萌える

記念すべき第一作目の4KリマスターがBSで放送されたので、録画しておきました。我が家のTVモニターが4K対応ではないので、実感として映像が改善されたかどうかがよくわかりません。それは良いとして、今作はVHSの時代に観たのですが内容は憶えていませんでした。

今作は不細工な寅さん(渥美清)のどアップが多くあり、それに比例しているかのように美人な妹さくら(倍賞千恵子)の表情もかなりピックアップされています。
おばちゃんも若いです。

出目金とあだ名を付けられた冬子と京都で再会してから、寅さんの恋と同時進行で諏訪博(前田吟)とさくらの恋のエピソードに突入するのでありました。

「結構毛だらけ猫灰だらけケツの周りはクソだらけ」や「カエルのションベン」など下品な言葉が沢山出てきますが、映像は上品でございます。

「♪殺したいほど惚れたけど、指も触れずに別れた…」車寅次郎の失恋、この後も嫌ほど繰り返すことを思えば、涙が止まらなくなります。

Don-chan
Don-chanさんのコメント
2024年10月10日

カルヴェロさん コメントありがとうございます。
一緒に乗ってしまうほど、駆け落ちするほど、想っていたということなのでしょうね。
無賃乗車して大丈夫かな、などと野暮なこともよぎりました。あの時代の料金システムについては詳しくないのですが、きっと博があとから二人分払うから良いのでしょう。と、観ながら心の中で思ったりしました。

Don-chan
カルヴェロさんのコメント
2024年10月10日

博さんの告白は力が入りました
駅まで追いかけて引き戻すのではなく一緒に乗ってしまうところがにくいですね

カルヴェロ